2012 ハワイ・ミドルステイ(2)
第 2話「オワフ島きっての高級住宅地にあるカハラ・モール」
〈 住んでいるかのようなステイを夢みて !! 〉
アロハー !!
昨夜はハワイ入りしたばかりで疲れていて、何も出来なかった。なので今朝は 4時半に飛び起きて、これからのステイに必要な懸案を、一つ一つ進めて行くことにした。
その一つは、このホテルの部屋での、インターネットの接続環境を整えることである。
まず、それを試して何とか解決が出来た。 次に、毎日の撮影画像の、パソコンへの取り込み保存の操作をクリアーにしておく必要があった。 そして昨日、書けなかった日誌を纏める作業が残っていたのである。 そうしたことを進めている内に朝陽が昇って来た。
家内がベランダに出て写真を撮っている。 11月2日の朝・外の気温が何度あるのかは分からないが、Tシャツ一枚で、暑くもなく寒くもない・丁度よい気温である。 気になっていた懸案が一段落したところでシャワーを浴び、朝食は後回しにして、出掛けることにした。 ハワイで唯一の「ライカ専門店」を訪れてみたかったのである。
それは、かねてから新発売を待ちわびていたカメラ … それがハワイ入りした昨日・世界中で一斉に発売となっているからであった。 キング・ストリートの、フリーウェイの側にその店はあった。店の名前は「Lighthaus Camera」である。 欲しいと思っていた「ライカD-LUX6」が2台並んでいた。 そこで購入してホテルに戻り、新しいカメラのバッテリーを充電セットする。
そうしたことを済ませ再びホテルを出て、次は朝食をとりに出掛けることにした。 情報誌で、美味しそうなランチプレートの写真を見ていた。 なので、まずはそのレストランを訪れてみることにした。 そのレストランは、ワイキキ・ビーチ・ウォークにオープンしたばかりと聞く。
訪れてみるとそこは、アメリカン・スポーツ・カフェといった雰囲気の店であった。 注文したメニューは、情報誌で見ていたものそのものである。 朝食をぬいていたので、出された料理は残さずペロリと食べ尽くした。 味はまあまあの美味しさ … だが、毎日の朝食やランチとして食べるには $36 は少しお高いかな ?! と思った。 ブランチを済ませた後、一旦ホテルに戻り、新しいカメラを持ち出す。
今日は、高級住宅地にある「カハラ・モール」を訪れてみようとして、クヒオ通りから、22番のザ・バスに乗り込む。 カハラ・モールまでは、バスでおよそ30分と聞いている。 車内はクーラーが良く効いていて少し寒いくらいだ。 私たちが、カハラ・モールを訪れるのは初めてである。なので、バスに乗り込む際にドライバーに「カハラ・モールに着いたら教えてね」と、なんとか覚えてた英会話を、6割くらいに端折って言った。 すると、分かってくれたのか「うん !! 」とうなずいてくれて、安心して席に腰を降ろしたものだった。
この路線バスは、ハナウマベイへ海水浴に行く人たちで混み合うと聞いていたが、今日は空いている。
バスは、ワイキキの中心部の主だったホテルの前のバスストップを経由して行く。 ワイキキの中心部あたりから一気に乗客が増え始めてきた。
ザ・バスに乗車する時は、乗車料金 $ 2.5 に対して、お釣りが要らないように出さなければならない。 ところが慣れない乗客もいて、ドライバーから「釣り銭はないよ !! 」と言われている。 その度に、一旦乗り込んだ乗客は、バスから降りたり乗ったりを繰り返す光景が見られた。 それも、周りの人たちの協力で両替をして貰って、無事に乗車することになるわけだが、ドライバーは、嫌な顔ひとつせず、それが解決するまで待っていてくれているから実に優しい。
カピオラ二公園の入口に来た。この公園は広い !! …… そしてバスは、ダイヤモンドヘッドの南側の海辺の道を走って行く。 暫く走ると街の景色が変わってきた。 オアフ島でも屈指の高級住宅地に入ったのである。 どの家も敷地が広く・門構えのあるお屋敷が並んでいる。 敷地の中に、プールやテニスコートがあるお家までもあります。
花は咲き乱れ、緑がいっぱいの奇麗なお家ばかりです。そうした中を通って「カハラ・モール」に着いた。
デパートのメイシーズが見えたので、その入口からモールに入る。
聞いてはいたがなるほど、どの店にも落ち着いた高級感があります。 カハラ・モールは、オアフ島きっての高級住宅地のカハラ地区にある大型ショッピングセンターです。 ダイヤモンドヘッドの北東に位置し、ワイキキからはレンタカーやザ・バス、ワイキキ・トロリーを利用すれば手軽にアクセスすることができます。 高級住宅地にあるショッピングセンターということで、ガイドブック等では「高級感溢れるモール」などと紹介されることが多いようですが、決して雰囲気が気取っているとか、高価な商品ばかり並べたショップが集まっているモールではありません。 ただ確かに場所柄から、近くに豪邸を構えるカハラ・マダム御用達という一面があるのも事実で、モール全体に上品で落ち着いた雰囲気が漂っています。 でも、買物客の多くはゴム草履に、Tシャツ短パン姿というハワイの定番ともいえる普段着姿のロコ達です。
気軽にお出掛け出来るモールですよ。 カハラ・モールが、さり気なく優雅な雰囲気を醸し出している最大の要因は、ここならではの屋内型モールであると言う点でしょう。 アラモアナのようなオープンエアのモールが多いハワイにあって、館内全体に冷房が行き届いた心地良いインドア・モールはハワイではなかなか珍しい存在です。 インドアといっても大きな天窓からは柔らかな陽射しがサンサンと降り注ぎ、贅沢にも大きな噴水まで作られた館内はとても明るく、広々とした開放感にあふれています。ふんだんに置かれたグリーンの植物や、ゆったりとした通路に敷き詰められた絨毯(じゅうたん)がお洒落で、洗練された雰囲気をさらに高めています。
広いモール内には、大型デパートのメイシーズを筆頭に、カハラマダムお気に入りのファッショナブルなブティック、ここにしかないユニークな専門店など、バラエティに富んだ 90 店以上のショップが軒を連ねていると聞きます。 トロリーの乗り入れ以来、ワイキキからのアクセスがグーンと便利になったと言われています。 アラモアナ・センターとはひと味違った落ち着きが、なかなかにいいです。 そうして観て回っていると、「スーパーマーケット」がありました。
店内は広くて商品が多い。 特に、総菜ゃ肉に魚・そして加工食品などは、日本で観たこともない物も沢山並んでいる。 どれも一度は食べてみたくなるような物ばかりである。 こうして、ショッピングを楽しんだ後、モール内のスタバでお茶にしたんです。
周りにいるアメリカ人たちは、実に人種が様々 ….. それらが同居していても、なんとも違和感がないから不思議です。これがアメリカだな〜と感じたものです。
こうして、カハラ・モールでのショッピングを楽しんだ後に、22番のバスで再びワイキキに戻りました。 その途中のカピオラニ公園の広いこと。 そして、今日も海の色は、昨年の 8月にステイした時と、ひとつも変わらない奇麗な紺碧色をしている。 また、沢山のサーファーたちが、沖へ繰り出して楽しんでいます。 海辺沿いの道路の途中には、ダイヤモンド・ビーチを見下ろす展望台があった。その横をバスは、ワイキキに向かって走って行く。こうして、ワイキキに戻り着いたのです。 今日は夕食を、ワイキキの街で食べて帰ることに決めた。 さて、何処のレストランで食べようかと探している内に、目の前に「リンガーハット」が現れる。 入口にはなんと見慣れた「長崎ちゃんぽん」のポスターが張られているではないか。
迷うことなく ここで夕食をとることに決定 !! 。 長崎ちゃんぽんが人気のリンガーハットがハワイに進出し、2012年7月にワイキキ店がハワイ第1号店としてオープンしたそうである。
定番メニューの「長崎ちゃんぼん」7.50ドル、「長崎皿うどん」が7.80 ドル・少しサイズの小さい「ミドルちゃんぽん」6.50ドル・「黒豚ロースかつセット」19ドルなどと、メニューは豊富です。 店舗はワイキキ・トレードセンター内にあり、新しい快適な空間に仕上がっています。 無料Wi-Fiが使えるのも嬉しい。
出てくる料理は、日本とまったく変わらない味で、実に満足する美味さである。
大サービスをしてくれた升酒と生ビールで、ほっと一息の夕餉を楽しんだものです。
今日のお話は、これまでとさせて戴きます。
今回もご覧戴きまして、ありがとうございました !!
これからもまた、お付き合い下さいますように、お願いします。
ではまた …….
マハロー !!