2014関東一都六県周遊ドライブ16「第7話」

第6日目・4/16・水・快晴
   東武ワールドスクウェア日光花いちもんめを見て那須岳

  旅の6日目のドライブ・コースは下の地図に示すとおりです。
  この日の最初の観光地・東武ワールドスクエアの紹介は、その展示物の数の多さから、前の第5話から始めて次の第8話までの4話に分けて公開を予定しています。
  今回の第7話ではヨーロッパゾーンを見ていただきます。

  まず始めに・パルテノン神殿 ・ギリシャです。   ギリシャのシンボルともいえるアクロポリスの丘に姿を表すパルテノン神殿。
  紀元前432年ころ、15年の歳月をかけて完成したと言われています。
  現在残っている神殿は、長さ68.7m、幅30.6m。
  古典時代のギリシア建築の傑作のひとつで世界文化遺産に登録されています。

  ギリシャから本物と同じ石を取り寄せ、それを粉にして塗られているそうです。
  ですから本物と全く同じ色をしています。


  コロッセオ ・イタリア  私たちがここを訪れた時は、あまり時間がなくて、競技場の内側を直接見ることができませんでした。ここ東武ワールドスクエアで、しっかりと観れて良かったです。

  ピサの斜塔・イタリア

  サン・ピエトロ大聖堂・ バチカン  ローマカトリックの総本山ですね。
 
サン・ピエトロ大聖堂は、ミケランジェロなど世界的に有名な当時の一流の画家や彫刻家の手によってつくられた建物ですね。 
  腰をおろして人形の目線から見ると、より本物らしく建物を見ることが出来ます。
  人形がたくさんいますが、このサンピエトロ大聖堂の人形の数は8500体もあるそうです。
  そして園内には全部で14万体の人形があるそうです。

  世界で一番小さな国であり、国のほとんどが世界遺産となっている、バチカンのサンピエトロ大聖堂は、1546年から1624年に造られ、ローマカトリックの総本山として世界中に知られている建物ですね。 

  ミラノ大聖堂・ イタリア
  次はミラノの象徴、ドゥオーモです。
  この大聖堂ドゥオーモは1386年に着工し、約500年の時を経てナポレオンの命により完成しました。その壮大な建築は全長158m、幅93m、高さが108mで内部の面積が1万1700平方メートル。世界最大級のゴシック建築として知られています。
  135本の尖塔、2245体の彫刻などはまさに圧巻です。
 
壮大なゴシック建築は内部も素晴らしいですが、屋上も見どころです。
  このドゥオーモは階段もしくはエレベーターで屋上に上ることができます。
  ミラノの街を一望することができますし、遠くから見ていてはわからないゴシック建築の美しい彫刻の数々を近くで見れる絶好の機会です。


  サン・マルコ寺院・イタリア

  シャンボール城・ フランス 
訪れたこの日、お城はスタッフによって修復中でした。「下の写真です」
  25分の1で造られていることが良くお分りでしょう。


  ヴェルサイユ宮殿・フランス
  ルイ13世が狩猟の際に使っていた邸宅でした。それを息子のルイ14世が、宮殿に作り替えたものが、ヴェルサイユ宮殿ですね。
  日本では江戸時代の前半のことだそうです。
  ルイ14世は、宮廷および政府を パリからヴェルサイユに移します。
以後、フランス革命でルイ16世一家がパリに連れ戻されるまでのおよそ100年間は、ヴェルサイユ宮殿が政治の中心地となりました。
  現在は歴史美術館として一般に解放。
  1979年には世界文化遺産に登録され、毎年世界中から多くの観光客が訪れています。


  サクレ・クール寺院・フランス

  ノートルダム寺院・フランス
 
パリのセーヌ川に浮かぶシテ島に建つ大聖堂ノートルダム寺院。
  上の写真は寺院の後ろ側から撮ったものです。下の写真が正面の入り口です。 
  ナポレオンの戴冠式など数々の歴史的行事が行われた場所としても有名ですね。


  凱旋門・フランス
  パリの象徴的な建造物の一つで、単に凱旋門と言えばこのエトワール凱旋門を指すことも多く、世界有数の観光名所となっていますね。
  この凱旋門を中心に、シャンゼリゼ通りを始め、12本の通りが放射状に延びています。
  その形が、星のように見えることからこの広場をエトワール広場と呼んでいたそうです。
  現在この広場はシャルル・ド・ゴール広場と名称が変更になっています。



  エッフェル塔・パリ


  ベルベデーレ宮殿・ オーストリア
  ピョートル噴水宮殿・ ロシア


  聖ヴァシリー寺院
  マヘレの跳ね橋

  ノイシュヴァンシュタイン城 ・ドイツ  
白鳥のように美しい城と言われています。
  バイエルン国王ルードヴィッヒ2世が、白鳥のようなヴィザンチン芸術の美しい城をつくりたいと願い、17年の歳月をかけてつくった城だそうです。
  今日では「白鳥の城」と呼ばれ、ウォルト・ディズニーのおとぎの城となったシンデレラ城のモデルともなっているそうです。

 

  バッキンガム宮殿・ イギリス

  ドーバー城
  タワーブリッジ・イギリス

  ウェストミンスター寺院・イギリス
  ビッグ・ベン/英国国会議事堂
  英国の象徴・ロンドン随一の史跡となつているそうです。 
   多くの映画の舞台となったビッグ ベン。
  ビッグ ベンという名は、もともとは時計塔にいくつかある鐘のうち、最も大きい鐘に与えられた名前だったそうです。13 トン以上の重量があります。現在では、鐘、大時計、塔のすべてを指してビッグ ベンと呼ばれています。

 
人気の高い歴史的建造物であるにもかかわらず、ビッグ ベン内部の見学は、議会の代表者を通して予約のとれるイギリス国民にしか許されていません。

  サグラダ・ファミリア・ スペイン 
  スペイン・カタルーニャ出身の建築家アントニ・ガウディ氏が手掛けた未完成の巨大教会サグラダ・ファミリア(聖家族教会)です。
  この世界遺産は以前、完成までに300年くらいはかかると言われていました。
  ところが、現在では2026年の完成が見込まれており、そうなると1882年の着工から150年弱で完成することになります。
 サグラダ・ファミリアは、直線、直角、水平がほとんどない外観に数多くの彫刻が網羅され、建物と一体化されています。
  機械もなかった19世紀から、よくぞこのような複雑な建物をつくってきたものだと、アントニ・ガウディをはじめ、建設プロジェクト関係者には頭が下がります。
  下の写真は完成した時の模型です。


  アルハンブラ宮殿  13世紀前半に築かれたイスラムのスペイン支配最後の牙城です。
  とても広い宮殿のため、アルハンブラ宮殿内の全ての壁や天井の精緻な飾りや文様をじっくり見ていたら1日居ても見切れないでしょう。
  細い大理石の柱の数々、壁や天井を埋め尽くすアラベスク模様、季節の花々が咲き乱れて絶え間なく流れる中庭の水・・・。 アルハンブラ宮殿は、ヨーロッパの建築物にはない繊細な美しさにあふれています。


  グエルパーク・スペイン
  グエル公園も、言わずと知れたガウディ作の世界遺産です。
  実はこの公園、ブルジョワ階級向けの庭園住宅団地になる予定でした。しかし、建設開始当初60軒建てる予定だった住宅が3軒しか売れず、ガウディとパトロンのグエル伯爵の夢は破れます。
  建設工事は市民戦争で中断した後、ガウディが建設を予定していた礼拝堂と60軒の家は未完のまま市に買い取られ公園になったと言う訳です。

 
売れなかった原因は、この付近は街の中心から遠いにも関わらず、当時は交通の便も良くなかったので、地域として人気がなかった模様です。
  さて、多柱造りのホールのちょうど真上にあるのが、ギリシャ劇場を意識した広場。110メートルも続く波打つベンチに縁を囲まれています。
  ガウディは長時間でもゆったり座っていられるよう、座り心地にもこだわったそうです。



 
最後にご紹介するのはバルセロナ大聖堂・スペインです。

  お楽しみ戴けたでしょうか。
  次の第8話では
最後にアジア・ゾーンをご紹介しようかと思っています。

  ご覧いただきましてありがとうございました。
  …ではまた次回でお会いしましょう。