2015・北海道ぶらりドライブ12「第3話」

3日目・2015.7.7・火・晴
 函館朝市赤レンガ倉庫群を観て → 洞爺湖へ移動

 函館・湯の川観光ホテル祥苑で朝を迎えました。
 部屋付きの半露天風呂に入ると、真っ青な空のもと、ひんやりとした外気が入って来ていい気持です。この湯は温泉 … ひょっとしたら、痛めている足が治るかもしれない ?! … そう思ったら、ついつい長湯となってしまいました。
 8時半頃にはチェックアウトしてホテルを後にしました。
 下の写真の奥の山が、昨夜・100万ドルの夜景を観た函館山です。 今日の最初の観光は、函館の港の朝市です。 ここには280店舗ほどが軒を並べているそうです。
 年間の来客数は推定で約180万人 ~ 200万人と言われています。
 一日の来客数にすると平均4,000 ~ 5,000人にもなると言うのですから驚きです。 戦後の闇市から始まった日本で最も古い部類の市場だそうで、新鮮な海の幸がずらりと並んでいて、活気あふれる朝市です。 北海道のおいしい食材が集まる函館朝市 … イカ・カニ・ウニ以外にも、イクラ・ホタテ・アワビ・タコなど、数え切れないほどの北海道中の新鮮食材が並んでいます。 北海道の海の幸でもトップクラスの人気を誇るのがウニだそうで、日本全体の水揚げの約半数が北海道だと聞きました。

 お店の人に話を聞いたり試食をしたり、特別にサービスをしてもらったりと、お客さんにとっては楽しいひと時です。


 これだけ見せ付けられると …. もう買わない訳にはゆきません。 紅鮭と花咲蟹を買い求め、我家への発送を済ませてこの市場を後にしました。
 そして、次に向かったのは赤レンガ倉庫群のベイエリアです。  函館駅の南西1kmほどの函館湾沿いのウォーターフロントに金森倉庫、通称・赤レンガ倉庫群があります。 金森倉庫は、1887年に渡邉熊四郎が、函館のこの地で倉庫業を始めるとして建造された建物だそうです。 函館の海運業が盛んになったのに応じて、21棟もの倉庫を所有するまでになっていたそうです。
 建物内部の太い梁や頑丈な床板には、北洋漁業全盛期の様子がうかがえます。 赤レンガ倉庫群の目の前には、津軽海峡に面した函館港が広がっています。
 赤レンガ倉庫群の内部は、現在ではビヤホールやレストラン、ショッピングモールとして再利用されています。 その他、コンサートや演劇、講演会、映画鑑賞などにも活用されているそうです。


 今日は、津軽海峡からの風が強く吹いていて、白波が立っています。

 倉庫群の中のショッピングを続けて足が疲れ、10:40ころ、カフェでお茶にしました。
 函館の街歩きでは、を巡るのも楽しみのひとつだと言われています。 上の地図に示す数多くの坂道は、函館港に面した函館山のふもとにあります。
 八幡坂、二十間坂、弥生坂など名前のついた19の坂があり、歴史を感じさせる建物を眺めながらの散歩ルートもいろいろあると聞いていました。
 しかしながら痛めている私の足では、この坂道の散策は無理です。
 函館らしい異国情緒を感じさせる街並みを歩きたかったけど諦めました。
 
 ここ函館を後に洞爺湖を目指すことにしたんです。 函館を出て小一時間走り、12:00過ぎ、大沼湖に到着です。 昼食をとろうと大沼駅前の「旭屋」というレストランで昼食をとることにしました。 ここで食事をしている間、ひとしきりの通り雨が降りました。
 外は少し風が強く、気温も17度~18度で肌寒かったです。
 このレストランの女将さんが、「この大沼の冬は確かに寒いけど、積雪は最大でも20~30㎝程度よ」とおっしゃる。
 そう言えば、北海道では、まったく雪が降らない土地もあると聞いたことがあります。

 こうして昼食を終え、一路・洞爺湖へ向けて走ります。



 途中・何度か小休憩をとりながら、四時少し前・洞爺湖の湖畔のホテルに到着しました。


 今宵の宿は絶景の湯宿・洞爺・湖畔亭です。
 広いロビーに入ると、ガラスの向こうには洞爺湖が広がっていて素晴らしい眺めです。 私たちの泊まる部屋は8階の和洋室となりました。 大浴場へ行くと、湯船からの洞爺湖の景色が一望出来て素晴らしい眺めです。




 そして、夕刻の6時少し前・レストランへ行き夕食です。
 お酒を注文して 7 時半ころまで、およそ一時間半の食事を楽しみました。

 食事の後は、花火大会があると言うのです。
 今年で34回目を迎えるそうで、ロングラン花火大会だそうです。
 ロングランの名の通り、4月末から10月の終わりにかけて、半年間繰り広げられる花火大会だと言うのです。 1日の打上げは、およそ20分間に約450発とか。
 湖に浮かべた船上から、次から次へと打上げられます。
 「花火の写真は観光協会のものをお借りしました」
 船が湖面を移動しながらあげていく花火なので、洞爺湖温泉街からは、どこからでも見て楽しむことができるというものです。 ロビーから洞爺湖のほとりに出て観たものです。  旅も三日目 ….. 疲れが出始めています。早々に部屋に戻って眠りにつきました。

 ご覧いただきましてありがとうございました。
 …ではまた次回でお会いしましょう。