地中海・エーゲ海クルーズ17・2010(6)

image_pdfimage_print

ギリシャ・ロードス入港第7日目】・(平成22年)2010.2月26日

 【ロードス島を訪ねる
 am7:30 予定通りギリシャの12の島々の中で、メインのロードス島に入港する今回の旅では、人の優しさや親切さによく出会う。 その度に、かつて私たちにはそれが出来ただろうか?…と、反省させられることしきりである。
今までにこんな思いを強くした旅を知らない。 さあ!….今日もまた、そうしたことに出逢えそうだ。
 船が入港するたびに、今までに観たこともない景色が目の前に広がる。 感動の連続….これもクルーズの素晴らしいところかな
 トルコからわずか20㎞という近い距離にあるロードス島は「太陽とバラの島」と言われている。 14世紀、ヨハネ騎士団によって、中世の街が形成され、その姿がそのまま残っているらしい。島の大きさは、南北に77㎞・東西に35.5㎞の広さを持っている。
 am7:50 頃に下船、観光バスで移動して am9:15ころに「リンドス」の街に入った。街と言うより「村」と呼んだほうがふさわしい。ロードス島にある古代三大都市の一つで、聖ヨハネ騎士団によって、13世紀に造られた村である。絶壁に建つアクロポリスには、数本の柱が残る「アポロン神殿」がある。そのアクロポリスまでの道のりは、全てが登り坂で、途中の階段はおよそ300段。もちろん舗装されているわけではなく、歩きにくいところも多いと聞いた。途中まででも登ってみたいと思ったのだが、このリンドスに着く少し前から、シャワー状の雨が降り始めていた。私たちには傘がないのと、家内の足が痛むと言いだしている。城塞の丘に登るのは諦め、その下の「世界遺産の村」を散策することにした。

リンドスの村は、ロードス島の南東約50㎞に位置し、島の観光の中心となっている。狭い石畳の道…多くの家屋には、白と黒の小石を敷き並べた美しい中庭を持っている

 群青色の海に浮かぶ島々…涼しげな木陰をつくるオリーブの木々…シンプルで気持ちのよい街並み….また、東洋を思わせるエキゾチックな雰囲気….ついでにかわいらしい文字さえも….ギリシャは魅力がいっぱいである。 この「村」の迷路のような細い道を、迷いながらあちこちと歩いて観た。
こんな小さな「村」に、カフェが多い。掲載の写真に見られるように、まるで絨毯を敷き詰めたような「敷石の中庭」である。
「青と白」のコントラストが綺麗….そんな景色を観ているだけでとても爽やかな気分となる。 私たちがこの町に着いた頃は、まだお店も閉まっていたが、いま、あちこちのお店が開き始めた。カフェに入りひと休みすることにした。
 そのカフェのお客に、二人の日本人がいた。シドニーに長く在住されている息子さんが、日本に住む87歳のお母さんを連れて、今回のクルーズに参加されていると聞いた。 エスプレッソを頼んで、暫く楽しいお話しをしたものだった。
 am10:30 このリンドスを後にして、ロドスの旧市街地へと、およそ50分のバス移動となった。 バスの進行方向右手には、エメラルドと言うか、アクアマリン・ブルーとでも言うのか、美しいエーゲ海が広がっている。このエーゲ海の広さは、日本の瀬戸内海のおよそ300倍と聞いた。そんな海の景色を観ながらバスは、ロドスの旧市街地に着いた。
 この島の中心は、ロードス・タウン。街は城壁に囲まれた旧市街地と、それを取り囲む新市街地に分けられる。そのロドス・シティーの半分を占める旧市街地は、まるごとそっくり世界遺産に指定されている。12㍍もの厚い城壁で囲まれ、中世の姿をそのまま遺した「博物館」なのである。城門をくぐってタイムスリップ….私たちは旧市街地に入った。

 

 

 

この城塞都市は、ヨーロッパに現存する中世の防衛施設郡としては最大級だと言われている。 この街のことは、聖ヨハネ騎士団のことを語らずには説明がつかないが、このブログでは触れないことにしておきたい。
 この旧市街地には、大型リゾートホテルこそないが、お洒落なカフェやタベルナ・土産物店などが並び、観光客であふれかえっている。
 なんとも興味深い街並みが、延々と続いている。そう、終日この街にいて、あちこちと観て回りたいと思ったものだ。


 ロドス島は、ギリシャの中でも屈指の観光地だそうだ。ハイシーズンともなれば、ヨーロッパ中の人々が、ここの太陽を満喫しにやって来るらしい。夏の海岸は、ビーチパラソルの花で満開になると聞いた。
 ロドスの旧市街地の観光を終えて、ポート門から城壁の外に出た。真っ青な空とコバルトブルーのエーゲ海が、視界に飛び込んでくる。 私には、とても言葉で表現できない素晴らしい景色である。何時までも眺めていたい….そんな思いがしたものだ。 砂浜に降りて、記念の撮影をした。 私たちが乗船するスブレンディダ号は、すぐそこに停泊していた。

ロドス島のリンドスおよび旧市街地の観光を終えて、船に戻ったのはpm1時少し前であった。昼食をとるために、何時もの14デッキのボラボラカフェテリアに行くが、私たちと同じように、観光を終えて戻った乗客たちで溢れ返っていた。 そこで、前々から気になっていたところの「メキシコ料理店」に行く。そこは、私たちの他に一組のお客だけで、静かな店内であった。 添乗員からのお薦めの料理を注文していた。 出て来たステーキを見て、その大きさに誰もがびっくりしたのと同時に、言葉亡くして大笑いしたものだ。 この一皿の「Tボーンステーキ」を夫婦でシェアーして食べたのではあるが、それでもおよそ半分しか食べられなかった。
 昼食後、14デッキのレストランに行き、フルーツとショートケーキでのデザートタイムとした。              

 

 

 

 

 そうした中、船はpm2:00に、この島を出航して行く。 出航して1時間もすると、周りには島影も見えず、360度の水平線が見渡せる。海は少し白波が立っているが、船の揺れはほとんど感じられない。船の航跡がつくり出すかすかな波音だけが聞こえている。
 今晩のドレスコードはガラ・フォーマル」となっている。クルーズ2回目のフォーマル・ディナーだが….1回目の時よりも気軽な気持ちで楽しめそうな気がしたから不思議である
 中央ホールでは、船内の写真スタッフが、乗客を捕まえてはあれこれとポーズをつけて撮影している。 私たちも、正直なところ、照れくささを隠せないまま、カメラマンの言うとおりに従って写真に収まった。そして、ディナー会場へと向かった。
  pm6:00からディナーは始まった。レストランの名前は「ヴィラ・ヴェルデ」
難を言わせて貰うとすれば、食卓の席が狭い。しかし、毎日・乗客3,500名もの人間が食事をとる。なので夕食はpm6:00からとpm9:00からの2部制となっている


 ディナーが終わって、ショーを観た。
 その後、バーに席をとり、ピアノの演奏や歌手のライブを楽しんだ。そこに、外国の「ぐらんぱ」が通りかかり、私たちの写真を撮ってくれた。

 

 

 

今日もまた、素晴らしい演奏を聴いたり、外国の人の親切を受けたりと….幸せな一日であった。今晩もこうして夜が更けて行ったのである。
 明日は、期待のエジプト・ピラミッド観光だ。 “次回「第7話」もお楽しみに”

カテゴリー: 海外旅行 パーマリンク

地中海・エーゲ海クルーズ17・2010(6) への4件のフィードバック

  1. layla のコメント:

    レイラ、今回も海と空の青さにため息がでちゃった、こんなにきれいなところがあるだな~って。
    一方、花より団子のパパは、Tボーンステーキのことが気になって、どのくらい大きいんだろう、はたしてその味は?なんてことばかり・・・、やんなっちゃうよね。
    でも確かに、食べたり、飲んだり、見たり、聞いたりってホント楽しいよね。
    旅って、それが丸ごと味わえちゃうからステキ!
    そしていろんなことを感じさせてくれる。
    真っ青の海に船が残した白い波の鎖が、なんだかぐらんぱたちが歩んできた人生を描いているようにレイラには見えたんだ。

    • ぐらんぱ のコメント:

      layla と ママ&ぱぱへ
      写真を楽しんで戴いているご様子に、感謝・感謝……です。 で、気になる「Tボーンステーキ」ですが….骨の重さも含めて、本場のものは1㎏を越えるとも聞きます。私たちの目の前に置かれたそれは、食べ残した量から推定するに、800㌘ほどはあったと思います。少し歯ごたえがある肉でしたが、ヒレ肉とロース肉を同時に食べられると言う「Tボーンステーキ」…肉がお好きな方にはたまらない物でしょうね。その内に、ご賞味あれ。

  2. のコメント:

    エーゲ海と言えば、音楽や映画から受ける
    淡い感傷的な印象しかありませんでしたが
    グランパの腕とあいまって、切ない程に美しい。
    そうした素晴らしさを、目で観、肌で感じる
    それが旅の醍醐味でしょうね。
    あ—タメ息が出ます。胸キュンです。

    • ぐらんぱ のコメント:

      和さんへ
      まるで映画が上映されているかのように、観て下さっているんですね…..和さんのコメントからは、そのテーマ曲が聞こえてきそうです。いま私のblogには、貴方を含めて284名の皆さんが、2,221回の閲覧をしてくれています。私も….ため息と胸キュンで〜す。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です