2011 ハワイ・ロングステイ(7)

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第 7話「毎日・新発見の街歩き・一万歩越えているよッ!!

Aloha〜 !!
 ここワイキキでは、お天気を記録する意味があるかな ? …ステイを始めて一週間が過ぎたが今朝も「晴」である。窓の外は、キラキラと輝く朝陽が降り注いで爽やかというのに…私の左足の甲は赤く腫れあがっている。
 今回の旅行のためにと買ったシューズが合わない上に、重い買い物袋を提げての長歩きが祟ったのである。なので今日はまず履き物の購入をしなくてはならない。仕方がないから…裸足ならぬ「靴下に室内履きのスリッパ」で、「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」まで歩くことにした。こんなスタイルを、可笑しいと見る人は、このハワイには誰もいない。
「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」に着くなり、シューズ専門店に入る。そのお店のグランマが、私の腫れた足を見て「このサンダルがお薦めよ ! 」と言われる。履いてみると、痛みも全く感じないし、確かに楽で歩き易い。…藁をも掴む思いで購入した。
 次の日…運河沿いに歩いて見ようと、am6:45にコンドを出る。歩くこと10分もしないうちに朝陽が左正面から照りつけ始めた。運河を覗くと、群れをなした魚がいる。だけど、釣りをする人はひとりとして見かけない。その訳はあとで…。
 サイクリングをしている人・ウォーキングあるいはランニングをする人・私達のようにぽつぽつと散歩を楽しむ人など多くの人と行き交う。また運河では、カヌーの訓練が行われている。一人乗りあるいは二人乗りのカヌーもあれば、6人〜8人ほどのチームで漕いでいるものまで様々。どれも、かなりのスピードで漕いで行く。
運河沿いの歩道には、プルメリアの木が植えてある。その植え込みの芝生の中には、沢山の花びらが落ちて散らばり、その花びらに朝露が光って何とも言えない美しい光景を見せてくれている。通りかかった白人の女性が、私達の写真を撮ってくれた。今日もこうして、人の親切を受けながらの一日が始まった。
 ところで…ワイキキはかつて、コオラウ山脈から流れてくる渓谷の水が、大地を湿らす湿地帯だったということをご存じですか ?「ワイキキ」とはハワイ語で「湧き出る水」という意味があるそうで、その名の通り、昔は沼地の多い湿地帯だったそうである。
 ところが、タロイモの水田や養魚池が広がっていたかつてのワイキキに「蚊」が大量に発生…その根絶のための一環として「アラワイ運河」の建設が始まったと聞いている。
つまり、ワイキキを埋め立てるために作られたのが「アラワイ運河」だったと言うわけである。
 その完成によって、山脈から流れてくる渓谷の水や湧き水は、運河に流れ込むようになり、ワイキキ周辺の環境は大きく変わったのである。ワイキキが美しい砂浜を持つビーチ・リゾートに変貌をとげたのも、この運河のおかげと言うわけなんですよね。
 ところで…運河は、遠目には美しいブルーに見えているが、近くで見る水は、実に残念な状態で…ホノルル都市部の排水が流れ込むため、水は汚染されている。絶対に触らないでと言われている。魚を釣る人が一人もいないのは、こんな理由があったのである。
 運河の両側には、アラワイ・ゴルフコースやハワイ・コンベンション・センターなどがある。 夜間のアラワイ運河周辺は、治安がよくないともいわれている。必ずしも危険な目に遭うと言うわけではないが、注意は怠らずに楽しみたいものである。
 運河の奥には「リリウオカラニ女王の邸宅跡地」を始め、ワイキキ・カパフル図書館・そして、ホノルル動物園などがあった。am8:00頃には、動物園の入り口前を通って、カピオラニ公園入り口の交差点に着いた。コンドを出て1時間15分が経過していた。
その交差点の角にスタバがあったので入店すると、早朝から沢山の人が利用している。その殆どの人がパソコンを立ち上げて、思いおもいの操作をしている。そ
して朝食をとっている人・朝の喫茶を楽しんでいる人などなど…。


 スタバを出て、ワイキキ・ビーチを北に向かって歩く。ビーチでは、朝早くからサーフィンや日光浴を楽しんでいる。早朝からこんなに人が多いのかとちょっと驚きであった。また、カラカウア通りも、多くの人が行き交い賑やかである。
 朝食は、ホテル「アウトリガー・リーフ・オン・ザ・ビーチ」のレストラン「ショア・バード」でとることにしていた。 このレストランの「ブレックファースト・ビュッフェ」を楽しんでみたいと言う家内のリクエストに応えるためであった
…入店したのは9時を少し過ぎていた。早速、好きな料理をチョイスして朝食を始める。大きな固まりのハムをスライスしてくれた…それにかけるソースがまるで蜂蜜のように「甘い」… そう言えば、「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」の「ルアウ」でのステーキ・ソースもこれであったことを想い出した。「甘過ぎていやよッ !! 」ッて人も多いと聞くが、私には、これが何とも言えない美味しさだ。こうして、今日も満足の朝食を終えた。
 次にDFSの中のJCBカウンターを訪ねた
そこで「ザ・バスのドライバーが編集したという運行経路図」を貰った。そして、フラを観たいのであれば…「ハレクラニ・ホテルのプールサイドのレストランがお薦めよ ! 」とも教えてくれた。そのショーは「毎日 pm5:30 からよ ! 」とも聞いた。 そしてもう一つ、食材などの買い物について…「ワイキキにも、食品を扱うショップはあるが、少しお高いし、品数が少ないわね」とおっしゃる。私達のステイするコンドからだと「一番近くて良いのはドンキホーテよね ! 」とのことだった
そこで、ドンキホーテに向かう途中「インターナショナル・マーケットプレイス」に立ち寄った。最初にハワイを訪れた時には、この奥がなんだか怖くて、入り口付近だけの観光に終わったことを想い出しながら、今回はマーケット全体を見物することが出来た。

その後「ザ・バス」でドンキホーテへ行く。
このマーケットは店内が広い。そして、食材だけでなく、生活必要雑貨のほとんどが揃っている。下見をするつもりでもあったので、かなりの時間をかけて、店内の隅々まで見て回った。そうしながら買い物を済ませバス亭まで歩く。「ザ・バス」を利用しての買い物も、少しは慣れて自信がついてきた。こんな些細なことのひとつひとつに「ステイしているッ !! 」と言う実感がわいてくるのである。
私たちのステイ先からは、「ドンキホーテ」が便利ではあるけれど、ドンキーにはないものが「ニジヤ」というマーケットにあったりすると聞いている。その「ニジヤマーケットは、アラモアナショッピングセンターに近接しているので便利だとのことだったさらにもう一つの情報だが、ワイキキのど真ん中では、食品スーパー「フード・パントリーが便利よ ! 」とも聞いている。ただしこの店は、少々値段がお高いのと、ある食品では、その種類が少なめだと。このように、日本の物は何でもあって日本に居るのと変わりません。ですから、日本からあれこれと心配して持ち込む食材は、一切不要だなと感じたものでしたね。
今日も、日本に居てはとても考えられない距離を歩いた気がしていますよ ! …コンドから運河沿いに歩きはじめて、ワイキキ・ビーチを通り、再びコンドに戻るまでの距離は、何と 6,500 ㍍ くらい…歩数にするとおよそ1万歩を越えている距離ということになる。そんなに歩いても、まったく疲れは感じていないし、むしろ、色んなものが発見出来て楽しくてしょうがないといった感じである。 ステイ中はこうして、無意識の中に、ほぼ毎日こんな距離を歩いていま〜す !!
今日からは、孫たちとのジョイント・バケーションが始まったこれまで静かだったコンドが、今晩の夕食から、ワイワイがやがやと賑やかになりそうで〜す。
 ではまた…

 

 

 

 

 ご覧戴いて…Mahalo〜 !!

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