2011 ハワイ・ロングステイ(14)

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第14話「ハワイ四島を巡るクルージングの始まりで〜す !!
  ハワイ四島クルージング「1日目」

Aloha〜 !!
 ハワイ・ロングステイが20日目となる今日からは、ハワイ4島を巡るクルージングに出掛けることにしているんです。この第14話では、その乗船から出港までをお話しします このツアーは「プライド・オブ・アメリカ号で行く ハワイ4島周遊クルーズ」で、ちょうど1週間の船旅なんですその船が待つ港は、アラモアナの「ホノルル港・第2岸壁」で、乗客のチェックイン開始時刻は 12:00 …そして最終乗船時間は pm 6:30 だと案内書かれてあった。今朝は何時ものように起床してシャワーを浴び・朝食をとった後に荷物のまとめ作業に取り掛かった。
 このクルーズに出掛ける際、忘れてはならない大切な物とは、まず「パスポート」…それに「クレジットカード」・そしてクルーズの予約確認書」である。この他に、寄港地での下船時などにチェックされるのが ID身分証明書」である。なので、パスポートのコピーを準備しておくことも大切ですね。この ID「身分証明書」は、お店で買い物をする際にも提示を要求される場面があるので、パスポートのコピーは、日常的に携帯しておくといいですよ
 また、船に持ち込める荷物は、一人につき2個までとなっている。その荷物は、1個につき22㎏(50ポンド)までと制限があるのも注意です。

「プライド・オブ・アメリカ号」が待つ岸壁は、私たちには初めて訪れる処…ましてや、ガイドしてくれる人もいない。なので少し心配になって、受付開始時刻は 12:00 とはなっていたが、それより1時間早い 11:00 には「クルーズシップ・ターミナル・ピア2」に入った。
 すると、既に乗船受付が開始されていて、大勢の乗客が押し寄せていた。
 ターミナルに入るなりホットする間もなく、乗客たちの流れに呑み込まれるようにチェックインのコンベアに乗せられた。
 まずは入り口近くで、係員に荷物を預ける。 
 受付の綜合ガイドをしているらしきグランパが立っていて、私に…「受付カウンターではサングラスを外してね !! 」と言ってウインクする。…そうよねッ !! でなければチェックインは出来ないよねッ!! …「わかったよッ !! 」と返事をすると、そのグランパが大きな手を差し出して握手を求めた。こうした、ちょっとした仕草に「ここはアメリカだ ! 」…と、フレンドリーさを感じたものだ。

 次に、セキュリティーカウンターでパスポートおよび乗船チケットを提示して、手荷物検査を受ける。そして最後に、チェックインカウンターに行き「パスポート」をはじめ「クレジットカード」を提出…ここで顔写真を撮られ、乗船カードを受け取り、手続きが全て完了となったのです。
 
船内への案内があるまで、この広いターミナルの中で暫くの間待たされた。ここでは、歓迎のハワイアン音楽の生演奏が行われていて、乗船を待ち焦がれる、乗客たちの心を落ち着かせてくれている。
 クルーズと言えば、誰もが気になるドレスコード…だがこの船は、基本的にカジュアル船…なので、カジュアルで通したいという人はそれもOK…ごく一部のレストランに少しの服装の制限があって、入れない場合があるということを知っておく必要があります。その制限と言うのも、男性の場合は、「襟付きのシャツ」に「長ズボン」そして「シューズ」(運動靴はNO)を履いていればOK…と言う程度ですからご心配なく。…気軽に乗船できますよ !!  さぁ !! いよいよ乗船で〜す !! …ご案内しましょう。
 乗り込んだ船内は、デッキ5階のアトリウムラウンジである。5階と6階が吹き抜けになっている。ここでも歓迎の生演奏が行われていて、華やかな雰囲気が漂っていた。 この5階にはレセプションをはじめOPツアーのシェアエクスカーションデスクコーヒーバー寿司バーなどのレストランもあった。その奥には、ショッピングのストリートアートギャラリーなどもあった。 ここで、船の仕様をご紹介しておこう。
 船の総トン数は81,000トン・全長が280.4㍍で全幅は32.1㍍です。乗客員数は2,138名・それに対して乗組員数は962名…およそ3,000人が乗っていることになります。2005.6月に就航した船だそうで、船内は比較的に綺麗な船でしたね。客室数は1,069室あるそうです。船の高さは53㍍もあって、最上階はデッキ14階となっています。この船には、8つのレストラン10のバーラウンジ、そして3つのプールなど、充実の施設があるそうですよ。 そして、この船のハワイ4島巡りのコースをご紹介しておきましょう
 ここオワフ島・ホノルルを土曜日の夜7時に出航して、翌2日目の朝8時にマウイ島に入港です。ここに終日停泊して翌3日目の夕刻6時にマウイ島を出航し、4日目の朝8時にハワイ島のヒロに入港・夕刻6時に出航となります。そして5日目の朝7時にハワイ島のコナに入ります。ここを夕刻の6時に出航し、翌6日目の朝8時にカウアイ島に入港翌7日目の午後2時に出航するまで停泊します。
 そして、最終日の8日目(土曜日)の朝7時にホノルルに戻ることになっていました。

「ただ今、お部屋の準備中なので、暫く待つように」とのメッセージがあったので、デッキ11階の後方にある「アロハカフェ」というヴィッフェ・レストランへ行き昼食をとることにしたんですね。…すると、既に大勢の乗客たちが、ビールやワインを飲みながら、楽しそうに会話を交わして食事している。
 その乗客のほとんどが白人で、体型からして圧倒されそうな雰囲気でしたね。こうした集団の中に1日もいると、その雰囲気に馴れてくるから不思議です。
 昼食が終わったところで、キャビンに入ることが出来た。 手荷物を部屋に置いてホットひと休み…私たちのキャビンは船の左舷側で10556号室…ドアを開けて船室に入ると、ゆったりサイズのツイン・ベッドをはじめ、トイレ、シャワールーム、クローゼットなどがコンパクトに纏められ、収納スペースも十分。
 海側のガラス戸を開けるとそこには広いプライベートデッキである。 デッキに出るとアロハタワーが見えている 部屋でひと休みした後、15:00からデッキ6階のシャッフルルームで、日本語説明会があると言うのでそこへ行く。集まっていた日本人乗客は、私たちを含めて10名ほどと少ない。そこへ現れたのは、林さんと言う名前の「出航司令官」…すなわち乗組員のお一人である。何時もだったら、レセプションに日本人女性がいるそうなのであるが、ただいま彼女は休暇中で乗船していないらしい。従って、この船の乗組員の中で、ただ1人の日本人・林さんが、日本語説明会を担当することになったと言う訳である。 説明会が終わって、その足で船内探検をすることにしたアメリカ人と思われる白人の乗客たちは、早くもプールに日光浴にとはまって楽しんでいる。さらに、色んなスポーツ施設で遊技を楽しんでいる乗客もいる。私たちにはとてもそのようになれない…なぜ ?? なんでしょうね ??


 午後5時を過ぎて、デッキ11階の「アロハカフェ」で夕食をとる。ビールにワインを貰って食事を始めるが、気疲れが出てか ? あまり食欲がなく、早々に部屋に戻る。…が、明日からのオプショナル・ツアーが気になって仕方がない。
 なので、デッキ5階のツアーカウンターへ行き、取り敢えず2つのツアーを申し込んだ。
 この時、OPツアーのシェアエクスカーションデスクは、乗船初日とあって混雑していた。 出来れば乗船の前に、こうした予約は済ませておくことが大切だと実感したものです。
 この頃 pm 7:00 船は静かに岸壁を離れて行く。
 いよいよハワイクルーズの始まりです !! …デッキ11階の中央のサウスビーチプルサイドでは、DJのミュージックと共に「セイルアウェイ・パーティー」が始まっていた。


 デッキは大勢の乗客たちで賑わっている。美しいホノルルの夕暮れを満喫しながら、暫くデッキの風に吹かれていた。 そしてキャビンに戻った。私達のキャビンは左舷側…だからホノルルの街の灯りが遠ざかって行くのが、バルコニーからも綺麗に観られた。今日撮影した写真をパソコンに保存し、日誌を少しつけて早めに休んだ。…船が少し揺れ始めた…。
 ではまた…Mahalo〜 !!

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