2013 気の向くままにドライブ沖縄4(4)

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「第4日目」沖縄本島・南部のドライブから帰宅へ

*4日目(3/14・木)

am 05:30 に起床して、旅行最終日のスケジュールの検討ならびに、帰りの荷物の整理整頓を始める。am 07:00 にレストランへ行くと、今日も驚くほどに多い宿泊客で混雑している。  朝食を済ませ、身支度をして am 08:00 過ぎ、ホテルのチェックアウトをして駐車場へと向かう。 ホテルの直ぐ裏は港・沢山の船が早朝より、出港の準備作業をしている。
今日の最初の観光先である「首里城」をナビに設定し走り出した。
朝の出勤時間帯で、那覇市内の道路は大変混雑している。 それでも、九時少し前には「首里城」に到着しました。
今朝の気温は18℃とひんやりです。 半袖一枚で出掛けて来た私は、ときどき身震いしながら、2度目となる首里城の観光が始まりました。
城内に入ると最初に現れるのが「守礼門」 … あいにく漆の塗り替え工事中で、ネットで覆われています。 この門に掲げられている扁額には「守禮之邦」と書かれています。
琉球は礼節を重んずる国である」という意味でだそうです。

1429年・尚家が、琉球諸島を初めて統一した。これが琉球王国の始まりとされている。
その後、長い歴史を経て、日本の明治維新により成立した日本政府は、1879年(明治12)軍隊を派遣し首里城から国王を追放し、沖縄県の設置を宣言したとあります。
ここにおいて、およそ450年続いた琉球王国は滅亡したと言うのである。

ここ首里城は、琉球王国の、政治・外交・文化の中心として栄華を誇りつつ、王とその家族等が住み、華麗な王朝文化に彩られた空間だったのですね。

首里城全体の大きさは、東西約400メートル、南北約200メートル、面積約5haほどあるそうで、標高約130メートルほどの小高い丘の上にあります。
城内に入ると直ぐ左手に、古い門が現れます。「園比屋武御嶽石門」と言うのだそうですが、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所だそうです。 形は門になっているが、人が通る門ではなく、いわば神への「礼拝の門」ともいうべき場所なのだそうです。
そして次に現れたのは「歓会門」です。
首里城の城郭(じょうかく)内へ入る第一の正門で「歓会」とは歓迎するという意味だそうです。 首里城は外郭と内郭により二重に囲まれています。
 この先の石段を登ると「瑞泉門」です。この門には「櫓(やぐら)」がのっています。
 さらに「漏刻門」「広福門」と続き、首里城正殿のある「御庭」へ入る最後の門「奉神門」をくぐります。するとそこは「御庭」です。
 首里城の中心部で、正面が「正殿」、そして向かって右が「南殿・番所」、左が「北殿」で、これらに囲まれた中庭広場の空間、ここを「御庭」と呼ぶんだそうです。
そしてこの「御庭」の中央の道を「浮道」といい、国王や中国皇帝の使者など、限られた人だけが通ることを許されたそうなんです。
「正殿」は、琉球王国最大の木造建造物です。首里城正殿の壁等の彩色塗装には、桐油が塗られています。なお、下地の一部は漆だそうです。「正殿」は、木造の三階建で、一階は主に国王自ら政治や儀式を執り行う場であったそうです。 二階には、国王が座る玉座がありました。 この二階では、国王と親族・女官らが儀式を行う場だったそうです。そして三階は、通気を目的とした屋根裏部屋となっています。
 こうして、城内を巡り終え、ビジターのレストハウスに入ります。 と同時に雨が降り出しました。 下の写真は「首里杜館」と言って、首里城公園のインフォメーション・センターであり、また情報展示と休憩のための施設となっています。
ここには、ビジターロビー、情報展示室、総合案内、レストラン、売店、駐車場等があり、首里城に訪れる人々への利便性を提供するとともに、首里城を見学する前に必要な予備知識を提供することを目的としている
私たちが席をとったのは、このレストハウスのカフェ龍樋です。 ここで、お茶を飲みながらのんびりと、雨があがるのを待ちました。

そして、次に訪れたのは識名園である。 世界遺産「識名園」は、かつての王家最大の別邸であり、国王一家の保養や外交接待の場などに利用されたそうです。
日中両国の造園形式を取り入れた琉球独特の素晴らしい庭園となっている。
 池の廻りを歩きながら、景色の移り変わりを楽しむことを目的とした「廻遊式庭園」となっています。 識名園の池は「心」の字をくずした形となっているそうで、琉球風御殿や、築山、花園などが築かれています。

 池には大小のアーチ橋がかかり、池に浮かぶ小島には中国風の六角堂が建てられるなど、中国の影響を見ることもできます。
 この園を後にして、最後にDFSギャラリアへ向かいます。そこで昼食をとりました。

 そうした後、車を、トヨタレンタカー那覇空港店へ返し、シャトルバスで那覇空港へと移ったのでした。
こうして、お陰さまの、4日間のドライブが、事故なく終わってホットしたものでした

 pm 02:50 機内への搭乗案内が始まった。 帰りも機内は、満席の状況です
那覇空港発 15:05 の(JTA 0056便)です。  飛行機は、定刻を少し過ぎて、福岡空港へ向けて離陸しました。
飛行時間は1時間20分・福岡の天気は曇・気温は十度だとのアナウンス。

今回の旅は、ガイドに案内されるツアーとは違って、日中は、自分自身での運転と観光の連続 … なので、日誌を書く時間がありませんでした。
いま機内では、その作業が出来ます。 温かいスープを、おかわりして戴きながら、ゆったりした気分で、日誌に向かいあうことが出来ます。
 そうしていると、何時の間にか時間は過ぎて、定刻通り福岡空港に 16:40 到着です。
荷物を受け取って、タクシーで博多駅へと向かいます。
帰りの電車の中で食べようと「駅弁」を求め、ホームへと上がりました。
ホームには、既に発車していなくてはならない「白いカモメ」が発車待ちをしています。
様子がおかしい !! ….
すると「停電事故」が発生した !! とのアナウンスです。
ホームには、強い風が吹きさらしていて寒い !! それでも小一時間ほど、電車が動くのを待ちました。  ….. が、直ぐに動く様子もありません。たまりかねてホームを降りたのです。 仕方なく、ホテル日航・博多口店にチェックインし、後泊となりました。
買い求めていた「駅弁」を、ホテルの部屋で開いて遅い夕食となりました。

翌日は・朝から良く晴れて穏やかないい天気です。
 お昼少し前、我が家から「お嫁さん」が迎えに来てくれました。
 早めの昼食を、嫁と一緒にとって帰路につき、午後 2 時過ぎに我が家に戻ったのでした。
庭先の桜が、ひとつふたつ開花しています。 今年は開花が早い。

 こうして、お陰さまの「気が向くままにドライブ沖縄 4 」の旅が終わったのです。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。

 次は2013 スペイン・ポルトガル周遊 10をご笑覧いただこうと予定して
いますが、その第一話の公開は、来月・6月20日ころになりそうです。

でまた…お逢いしましょう !!

 

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