2013富士山周遊ドライブ10「第5話」

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第5日目(11/8・金)

   西湖・本栖湖から身延山・久遠寺へ

ハッとして飛び起きたのは、am5時半であった。
「今朝の富士山は、どのように観えているのか? 」 … 昨夜から気になっていたのです。
窓のブラインドのスイッチを入れます … はやる気持ちをじらすかのように、ゆっくり・ゆっくりと、ブラインドがオープンしてゆきます。そして … 観えてきました !!
雲一つない真っ青な空に「雪化粧をした富士山」の姿です !! … 感動の一瞬で〜す !!  朝陽に赤く染まって観えます。言葉がありません …… 。
 湖面には、うっすらと「逆さ富士」が …… 。
   しんしんと冷え込んではいますが、快晴無風で穏やかな素晴らしい朝です。
日の出は六時頃・今朝の最低外気温は2.6℃だったと聞きました。
ほんとうに、言葉を失ってしまうほどに、今朝の富士山は最高に美しいです !!  ウインドブレーカーを着込み、部屋のベランダからおよそ一時間、撮影にはまりました。
河口湖の湖畔には、沢山の人が出ていて、それぞれに思い思いの記念撮影をしているのが見えます。 こうして、富士山に魅せられていると、何時の間にか 7時を回っていましたね。
我に返って、洗面やシャワーをして身支度を整え、2階のレストランへ出掛けました。 レストランでも、富士山が観える窓際の席に案内されたのです。今日のように素晴らしい富士山は、地元に住んでいる者でもなかなかに出会えませんよ
と、私たちを席に案内してくれた女性が、そう言ったのです。

 こんな「富士山に出会いたい !! 」と、わざわざ出掛けて来た私たちです。
なので、何と幸運な朝かと思いました。

レストランの中には、朝陽がキラキラと降り注いでいます。
料理はどれも美味しいです !!…目の前で焼いてくれたオムレツがまた美味しい。 朝陽に輝く富士山が、料理をなお一層美味しくしてくれています。  …今朝もまた、ゆったりと流れる時の中で、嬉しい朝食を戴きました。
そして、ここ「風のテラス」を出発する8:30頃には、気温も上がって、上着が必要ないほどの陽気になりました。 もう少しの間、このホテルでゆっくり過ごして、綺麗な富士山を眺めていたい …. そんな思いでしたが、計画していた今日の行程のこともあり、後ろ髪を引かれる思いで出発です。 風のテラスを 8:30ころに出発して、
今日も富士山のスポット探しのドライブが始まりました。 西湖の向こうに富士山が観えてきました。


 始めに訪れたのは 西湖の・野鳥の森公園です。
 富士山ばかりでなく、「紅葉」が素晴らしく綺麗です。
 これらの写真は「西湖の・野鳥の森公園です。

 富士山の絶景撮影ポイントがあると聞いていたのですが … 林の背が高くて、富士山の頭だけしか見えません。 そんなことで、ここを早々に離れたのでした。
そして、およそ1キロメートルほど引き返したところに「西湖・いやしの里・根場」がありました。「根場」は「ねんば」と呼ぶそうです。
ここは、昔懐かしい「茅葺き民家」が20数軒建ち並ぶ集落となっています。
 日本の原風景が蘇ったような、ここはかつて日本一美しい茅葺の集落だったと言われています。 過去・台風に遭い、壊滅状況となっていたこの集落を、今日のように復元されたと聞いています。 この集落の茅葺が、富士山とよく解け合っていると思いますが …… 如何でしょうか ??
 綺麗な和紙が売られていました。


 この里に足を踏み入れれば、昭和の頃の時代にタイムスリップしたようです。ゆっくり腰かけて、とびっきりの富士山を望みながら、こころ癒される ….. そんな処ですね。 いやしの里「根場」(ねんば) では、風景だけでなく、個々の建物で紙漉き、或は、つるし雛作りなどの体験や、食事、各種企画展も開催されています。
なんだか、故郷に戻ったかのような、暖かな雰囲気です。 ひと休みにと、高菜とあずきの餡入り饅頭を戴き、お茶にしました。
… 饅頭は、ほっかほっかで美味しかったです。「下の写真はレンタカーです」 次に向かったのは本栖湖です。
神秘的な瑠璃色の水をたたえると言われている本栖湖… そう言えばグリーンの奇麗な水の色をしています。 ここ北側の展望所からは、千円札の図柄となった絵に近い富士山の姿が観えています。
この展望所に、タクシーで観光して回っているらしいご婦人二人がいました。 その運転手に、身延山久遠寺への、最もいいルートを尋ねると、横にいたご婦人たちが、「私たちは、ほんの先ほどそこを訪れて来たばかりよ」…とおっしゃる。
そして、持っておられた「久遠寺のパンフレット」を、私たちにくれたのです。
声をかけてみて良かったと思ったものです。  この本栖湖には、千円札の図柄のような富士山」を撮影してみたい !!
……そう思って出掛けてきたのでした。
まぁ…それらしい写真がちょっとは撮れたかなと思っているのですが ?!? ……。

こうして本栖湖 を11:20ころに出発し、身延山を目指し山道に入りました。
車窓から時折り、雪を戴いた南アルプスの山々が観え隠れしています。 そうした景色を観ながら走っていると、ほどなく「道の駅」が現れたのです。  11:40・道の駅・下部(しもべ)に入り休憩をとることにしました。
そこに「そば処・木喰庵があったので、昼食をとることにしたんです。 この「道の駅・下部」から30分ほど走ったでしょうか …見延山ロープウェイ乗り場に到着です。 駐車場から、短い距離のエスカレーターに乗ると、そこは久遠寺の境内でした。
 その奥に身延山の山頂行きのロープウェイ乗り場「久遠寺駅がありました。 まず、身延山の山頂へ行くことにして、ロープウェイに乗り込みました。七分間ほどの空中散歩です。 このロープウェイの高低差は763m・全長は1,665mだそうです。 富士山が、雲の合間から少しだけ観えています。
 眼下には、富士川の流れが写っています。
 こうして、標高1,153mの山頂駅「奥の院駅」に到着です。 全国でも有数の桜の名所だそうで、「しだれ桜」が奇麗なんだそうです。
下の写真は、身延山・久遠寺の「奥の院です。
 また、身延山からは、春と秋の数日・富士山の山頂から昇る太陽の「ダイヤモンド富士」を見ることが出来るそうです。この山頂からも、遠くに南アルプスが観えています。 山頂の売店には、「みのぶだんご」→別名・「苦死切りだんご」と呼ばれているものが、備長炭で焼いて売ってあります。「幸を呼び込むだんご」だそうで、記念にと「くるみ味噌だれだんご」を戴きました。

 山を降りて、身延山久遠寺でひと休み… そして14:00 頃にここを後に河口湖へと戻ります。 その行程は、1時間40分ほどかかりそうです。
… 山越えの道はいろは坂、カーブの連続だが、山肌全体が紅葉をしていて、その美しさに退屈することはありませんでした。
途中・休憩がてらに「道の駅」に立ち寄りました。
その横に「なるさわ富士山博物館」があったので、少しの見物です。
 土産品店のスペースが多くて、ミュージアムとしての内容が少し薄かったと感じました。
ただ、ここからも富士山が観えています。 意外と近くに観えていて、少しは迫力ある撮影が出来たかなと思っています。 紅葉が、何とも言えない彩です。
 こうして、道の駅を楽しんだ後、ホテルを目指しました。その途中、GSで始めての給油をし、日没ころの4時半過ぎ・今晩のお宿・「湯けむり富士の宿大池ホテル」 に着きました。
早速、浴衣姿となって、5階の展望風呂に行ってみました。
ここのお風呂は、一つの内湯のみです。ガラス窓から富士山が見えてはいますが、少し透明度に欠けるガラス越しなので、くっきりとは観えませんでした。

湯に浸かっていると、私と同じくらいの歳周りの男性から声をかけられました。
その方が言うには「冠雪した富士山を観たことがなかったので、家内と車で来た」と。
… 私たちと全く同じ思いで旅をしている方だったのです。
さらにお歳も、私たちと一つ違いの71歳で、石川県の方でした。
こうも同じ思いの方と出会うなんて、奇遇なことでした。
夕刻6時・レストランへ出掛けてみると、広い会場です。
出ないよね ? と思っていた刺身が並んでいます。
それに、溶岩焼きの肉は、霜降り肉で美味しいです。
 レストランの仲居さんに聞いてみたんですね … 「富士山の五合目あたりからだと、お山はどんなふうに観えるの ? 」とね。
そしたら、「観たことがなくて判りません」との返事。
地元に居ても判らないのか …と、ぶつぶつ言っていましたら、お隣りの席にいらした宿泊客の中年のご夫婦から、「それは、こんな状況よッ !! 」って、「デジカメ」を私たちに渡し、撮ってこられたばかりの富士山の写真を、わざわざ見せて下さったのです。
そこには、凄く迫力のある富士山の姿が写っていましたね。
私たちも、時間を作って撮りに行きたいと思ったものです。
こうして、見ず知らずの方との語らいもあったりして、夕食は、ますます美味しく戴けました。

ご覧いただきましてありがとうございました。
…ではまた次回にお会いしましょう。

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2013富士山周遊ドライブ10「第5話」 への4件のフィードバック

  1. ROCKY&お姫様 のコメント:

     イヨ~ッ!  待っていました!
    富士山のオンパレードではありませんか!
    雪化粧した富士、逆さ富士など凄いですね。
    何か写真集とか、グラビアを見ているような感じで「ぐらんば」の写真技術も
    凄いですね。
     富士山は、見るものであり、登るものではない。私の独断での気持ちです。
    今日は、すごく「いい思い」をさせていただきました。

    富士山!  待ってろよ~~っ!

    • ぐらんぱ のコメント:

      Rockyさんとお姫さまへ
      いや〜ッ !! …「写真集」や「グラビア」みたいと、ほめて下さって嬉しいです !! それもこれも、富士山という「世界一に美しいモデルさん」のお陰なのですよ。いま東京行きのフェリーの中です。昨夕乗り込んで、今日は終日クルージング、明日の日の出の頃に東京港到着予定で〜す。このこともまた何時か、公開出来たらなと、考えています。ではまた見て下さいね !! … ありがとうございました。

  2. layla のコメント:

    富士山・・・とても奇麗。
    言葉を失うほど。
    今回ばかりは、食事のことなんてどうでもいい、
    って感じ。

    いつか行ってみようよ、富士山を見に。
    ねっ、パパ。

    そう話しかけたら、
    パパは白くかすむ烏帽子岳を見ていた・・・。

    • ぐらんぱ のコメント:

      laylaとママ&パパへ
      旅の5日目は、終日・最高のお天気に恵まれました。そのことが、地元の人でさえ、なかなかに出会えないと言うほどの奇麗な富士山の姿を魅せてくれた、ラッキーな一日だったのです。laylaとママ&パパには、いつか、ご自分の目で、ぜひ見てほしいお山です。富士山に魅せられぱなっしの、長〜い長い・嬉しい嬉しい一日でした。
      ではまたお会いしましょう !! … ありがとうございました。

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