2011 ハワイ・ロングステイ(4)

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第 4話「日本から毎日、5千人もの人がハワイに来てる !!

Aloha〜 !!
ハワイ・ロングステイ「3日目」の朝、コンドで初めての調理。 それは「目玉焼き」…そして、日本から持ち込んだインスタントの「おこわ飯」「あさげの味噌汁」が食卓に並んだ。まだ食材などの備えがなくて…ちょっとお恥ずかしい光景だが、これでもほっとする朝食になったものである。
  私たちが、ここハワイを最初に訪れたのは 1,997 年であった。もう14年も前のことになる。これまたちょっとお恥ずかしいことだが、長男夫婦の新婚旅行に、くっついて来たのであった。その時に宿泊したホテルが「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」 今回のステイ中に「ワイキキのホテル探訪」をしてみたいと思っていた。 なので今日はその手始めに「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」を訪れて見ることにした。
 朝は爽気に満ちて一段と気持がいい。コンドを出て、初めての路を歩く。不安げにキョロキョロすると、なれない観光客だということが、すぐに見破られてしまう。そこで、少し無理をして「いつもの通い慣れた路よッ ! 」ッてな顔をして歩く…が、ロコ達にはすでにお見通し…「何処まで行くの ??…」ッて声をかけられた…「 あ〜ァ !! 」。 そうして歩くこと10分もしない内に、「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」の前の交差点に出た。何やら騒がしいと思ったら、この交差点で「映画のロケ」が行われていた。ロケ隊をはじめ、エキストラに一般人・見物人と物々しい人だかりである。そうした中を潜り抜けて、ホテルの敷地内へと入って行く。まずはビーチまで出て観ようと、ホテルの敷地内を歩く内に、14年前の記憶が少しずつ蘇ってきた。 ワイキキ最大の広さを誇るビーチに建つホテル…それが「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」 ハワイのホテルの中でも独特の「ビレッジ&リゾート」というコンセプトに基づいた設計となっているそうで、避暑や行楽などのための集落というか、「癒しの村」という雰囲気ですね。 敷地は9万平方メートルと言われていて、ほんとうに広い !! …ここには、白浜の美しいラグーンをはじめ、滑り台つきプールなど 6 つのプールがあるそうだ。また、90以上もの高級ブティック・専門店・ギフトや雑貨などのお店が点在していて楽しい。さらに、レストランやバーは22店。そして、コンビニ、郵便局も入居する商業施設や「レインボー・バザール」にDFSギャラリアもあり、旅行者には非常に便利である。また、太平洋地域屈指の会議施設を有しているとか…そう言えば、今月・11月に行われる APEC の本部が、ここ「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」におかれるとのことを聞いたがうなずける。
 ついでに書きしるしておきたいことがある。それは、毎週金曜日の夜、このホテルのスーパー・プールは、ハワイアン・エンターテイメントと花火のステージとなる。ワイキキ・ビーチをライト・アップする、目を見張るばかりの豪華絢爛な花火で、ぜひ一度は観ておきたいものである。
「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」から、ホノルル国際空港までは20分。そして、アラモアナ・ショッピングセンターまでは、徒歩で15分と近くて便利だ。
すばらしいホテルだと思いますよ…ぜひ泊まってみる価値はありますね。
 さて、そんなホテル内の探検を楽しんだあと、浜辺に出て観た。
 アリイタワー1階の海側に、新トロピクス・バー&グリルがあった。青い海を見渡すテラス席に座り、お薦めの昼食をとることにした。 ここは夕方、ハワイアン・ミュージックをBGMに、さわやかなトロピカル・ドリンクを傾けながら息を呑むようなサンセットが観られそうです。
 このホテルで気になっていることがもう一つあった。それは「フラのショー」である。
インフォメーションカウンタで尋ねると「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのルアウショーがお薦めよッ !! 」と言う。
ルアウとは、ハワイ語で「宴(うたげ)」を意味する言葉だそうで、基本的にアウトドアで行う食事のスタイル。古代ハワイの時代には、戦いの勝利、新しいカヌーの完成、子供の1歳の誕生日、結婚式などの祝宴として行われていたそうだ
 現在ハワイの各所で行われているルアウは、観光客向けにフラをはじめポリネシア諸島の歌と踊り、ハワイアンの伝統的な料理を楽しめるエンターテイメントとして開催されている。
 
インフォメーションカウンタの女性が「タイムシェアのお部屋を見学して貰えば、ルアウショーへの招待状を差し上げますよッ ! 」と言う。「渡りに船」である。タイムシェアの見学は明日にすることを約束し「ルアウの招待状」を貰った。 別荘を週単位で所有するというバケーション・スタイル…それが「タイムシェア」なのである。 「タイムシェア」のお話しは、次の機会にでもさせて戴くことにして…気分を良くしたところで、ホテル内の専門店をショッピングすることにした。 数日後には、子供たち一家がハワイ入りして、私たちとジョイントしてのバケーションを楽しむことになっている。 その孫たちがやって来た時のためにと「アロハシャツ&ムームー」などの下見のショッピングをしておこうというのである。 その後、コンドで使う食材を求めに、アラモアナショッピングセンターへと移動する。 そこで「日本語新聞」を目にした。その一面に、毎日の日本からの旅行者の数が大きく書いてあるのよね。それが何と「日本からハワイへは毎日5千人を越える人が来ている !!」と言うではありませんか。 数年前までは、年間160万人もの日本人がこのハワイに来ていたそうなんです。しかもリピーターが多いのがこのハワイ。 私たちがハワイ入りした2011年7月のハワイへの渡航者は、669,193人だったそうだ。そのうち日本人は101,889人。そしてその平均滞在日数は、6.33日との統計がある。次に2011年8月の日本人渡航者数は12万2357人だったそうで、東日本大震災以降また前年レベルに戻りつつあるとのことだ。 さらに8月以降の予約が前年を上回るそうで「この傾向は9月、10月以降も続くと予測されている。今年の終わりには、日本人旅行客が120万人に近いところまでいくのではとの話しも聞いている。また、この冬には福岡線の開設なども予定され、来年にかけて良い状況にある。さらにアウラニ・ディズニー・リゾートのオープンなど新プロダクトの登場や、11月のAPEC開催の効果など、注目も高まっている。 来年に向けて日本人旅行者130万人マーケットの回復を期待しているとか。 
 さらに言うと、日本人がおよそ6日で短期滞在型、アメリカ人は10日の長期滞在型となっているそうだ。アメリカ人にとっては国内であり、日本人は海外であるという違いがありますよね。因みに、コンドミニアムに宿泊された方が増えつつあるそうです。まあ、人のことは言えませんが、せっかくハワイに行くなら、ゆっくりノンビリ滞在できるといいですね。
 ではまた、次の「第5話」でお逢いしましょう !
 ご覧戴いて…Mahalo〜 !!

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