2011 ハワイ・ロングステイ(17)

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第17話「 東日本大震災後、キラウエア溶岩の流出が止まっちゃった !!
    ハワイ四島クルージング「4日目」
    寄港地観光は「火山国立公園ツアー

Aloha〜 !!  
 今日は、ハワイ島の「火山国立公園ツアー」に参加するんです。なので少し早めの5時半に起床し、6:30ころからデッキ11階のアロハレストランで朝食です。 このところ、ちょっと食べ過ぎかなという感じなんだけど、今朝も朝食後はフルーツのデザートまでしっかり戴いた。なんせ回りの乗客の皆さんの体型が大きいので、ついつい、まだまだ食べても大丈夫という錯覚に陥っているのである。 8月9日・am7:30  船はハワイ島のヒロに接岸する。
下船すると、だだっ広い倉庫・そこを出たところに、寄港地観光ツアーのバスが待っていて、8時20分ころに出発した。 ツアーのバスは、満席 … 私たち以外には日本人は乗っていなくてアメリカ人ばかり。 私の隣には、オハイオ州から来たという若い女性。そして家内の横には、その娘さんのご家族らしきご婦人が座っていて、どちらも横幅のビッグな方 … でもその笑顔から、とても優しそうで一安心だ。 上陸したこの街は、ホテル以外には、高い建物はなく、その殆どが平屋で、ところどころに2階建てがある程度。 どの家も緑で囲まれて、広い敷地をもっている。 ハワイ島と聞くと、溶岩だらけの真っ黒な島かと思っていた。… ところがそうではなくて、綺麗なみどり豊かな街があるではないか。
 まず初めに案内されたのは、ハワイ島ヒロにある「ビッグ・アイランド・キャンディース」というお店。とりわけ有名なのが、バターとマカデミア・ナッツがたっぷり入ったリッチな味わいのショ-トブレッド・クッキーだそうだ。
 
そうしたオリジナルの商品は、すべてお店に直結したファクトリーで作られ、いつもできたての商品が並んでいるらしいのです。
 このハワイ島ヒロを訪れた人だけが手に入れられる限定スイーツと知っている方たちは、競ったように沢山買い込んでいた。 次に案内されたのは、ジャガー博物館であった。ハワイ火山国立公園、キラウエア展望台のすぐ後ろにある「ジャガー博物館」は、色々な溶岩の種類や解説があって、火山のことがいろいろと勉強になる博物館である。 名前のジャガーは、研究所を設立したトーマス・A・ジャガー博士の事だそうだ。この博物館の外からは、女神ペレが住んでいると言われている Halemaumau Crater(ハレマウマウ・クレーター)が近くで一望できます。
ハワイの神々の中でもっとも有名なのが、火の女神ペレではないでしょうか。
今でも噴火を続けている、世界でもっとも活発な活火山、ハワイ島キラウエア火山のハレマウマウ火口に住み、火山に対する人々の畏怖心と表裏一体の信仰を集めています。

 10時35分ころ、ジャガー博物館を後に出発する。バスが暫く走ったところで、スチームが吹き出す場所で降ろされた。 駐車場のすぐ脇に蒸気が出ている大きな穴が2箇所ある。スチームベントと呼ばれていて、地面に含まれる雨水が地下の熱い岩で熱せられて水蒸気となって吹き出ています。 雨の時や寒い時のほうが蒸気が多く、見応えがあるそうです。下車して記念写真のタイムとなった。 ここを11時に出て、次は何処へゆくのかと思ってたら、流れ下る溶岩が造った自然のトンネルを観光するらしい。 ここには「シダの原生林」があり、その奥に溶岩が通り抜けた長いトンネルがあった。中は暗くてひんやり。 ハワイ島観光のメインといえばハワイ火山国立公園(キラウエア火山)を思い浮かべる方も多いと思いますが、サーストン・ラバ・チューブはその中でもとりわけ人気のある観光スポットの1つとなっているようです。 ツアーバスも続々やって来て、いつも沢山の人で賑わっています。さて、ラバチューブとは溶岩が造ったトンネルのことです。

 サーストン・ラバ・チューブはおおよそ500年前にできたそうです。熱くてドロドロした溶岩が流れると、その表面は空気に触れることによって冷やされ、固まり始めます。この固まった部分がトンネルの壁となり、中の熱いドロドロ溶岩は全部流れ去ってしまいます。溶岩トンネルはこうして作られます。 ハワイ島には無数のラバチューブがありますが、サーストン・ラバ・チューブは一番有名な溶岩トンネルですね。
 
 このブログの巻頭に「 東日本大震災後、キラウエア溶岩の流出が止まっちゃった !! 」と書いておいたけど … このキラウエア火山の観光の目玉の一つだった「溶岩流の観光」が、そんな訳で、出来なくなっちゃったそうですよ ….. 不思議ですね !? 。

  ラバ・チューブの観光を終えて、クレーターを覗くことができる展望台に案内された。   ハワイ火山国立公園内にある大きなクレーター……そのキラウエア・カルデラの中で、東部に位置しており、周囲にはいくつかの見晴し台があるようだ。プウ・プアイ・オーバールックキラウエア・イキ・オーバールックには駐車場も整備されているので、ドライブ途中に寄ることも簡単である。 また、クレーター周辺にもトレイル・コースがあるが、おすすめは、クレーターの底を歩く、キラウエア・イキ・トレイルとか。クレーターの内部を歩くことができるコースは多くないので、ここでは貴重な体験ができると聞いた。

 こうした観光を終えて、バスはもと来た道を引き返して行く。どこかでお昼ご飯でも食べさせてくれるのかと思っていたら、午後2時少し前、バスは船が停泊する岸壁に戻った。
 今日のツアーでは、私と同じシートの隣りの席にいた若い女性が、終始、私たちに気遣ってくれて、バスを降りて観光が始まる度に、集合時間を教えてくれた。また、私たちの記念の写真を撮ってくれたりもした。 観光から戻って、乗船する前の岸壁で「今日一日、なにかと ありがとう !」って … 彼女にお礼を言って別れた。 乗船して、荷物を部屋に置き、直ぐに11階のレストランに行く。少し遅い昼食となった。そこでまた、先ほどご一緒したばかりのオハイオ州から来たという彼女とばったり出会う。 私達にとって、アメリカ人のお友達・第1号ッてところかな … 。
   遅い昼食を済ませキャビンに戻ったのは、pm2時50分を回っていた。
今日もこうして、英語のシャワーの中で半日を過ごした。正直ちょっと疲れるが、拒絶反応は起きていない … 不思議な気分である。

 夕食のレストランを予約するために5階の受付に行く。序でに、船内で使っている乗船カードの磁気が弱くなっているようで、キチンと治して貰った。夕食は6時からの予約が済んだ。 そこでキャビンにもどりシャワーをし、夕食まで休むことにした。こうすることで、今日の寄港地観光の疲れもとれる ….. 殆どの寄港地観光は、おおよそ半日コースが多い ….. なので観光でクタクタになることが少ないのも、クルーズのいいところでしょうか。

晩酌を常とする私にとって夕食は、何と言っても、一日の中で一番ホッとする嬉しい時間である。
 今日は「しゃぶしゃぶ」を注文してみた。 日本でのあの「鍋料理」を期待してのことだったが、食べてみると、何故か私たちには、あまり美味しく感じなかったのです。
 ….. なので「お刺身の盛り合わせ」を注文し直して締めくくりとしたんです。
 夕食を終えた頃、鉄板焼きのコーナーで食事をされていた日本人ご夫妻から、食事の後、「暫くお喋りしませんか」と声をかけられた。 そこで、ワインバーへ行き、ピアノの弾き語りを聴きながら、アイシュワインを楽しんだ。 9時過ぎにキャビンに戻って日誌をつけ、早めに床についた。 こうして今日も、お陰さまの一日が無事に終わった。
 ではまた…今回も見て戴いて Mahalo〜 !! 

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