き■ 第5日目・4/15・火・快晴
中禅寺湖・華厳の滝・日光東照宮・日光江戸村の観光
CANDEO HOTELS 佐野で朝を迎えました。
ビジネスホテルらしく部屋でもWi-Fiが快適です。5時に起き出して日誌の打ち込み作業を進めます。部屋は必要限度のスペースとなっていて少々窮屈…だが衛生的で奇麗です。
七時頃から、朝食をとりました。 器もテーブルも基調は黒で、料理が美味しく見えます。
ご飯の炊き具合が少々不味いかなと感じましたが、まあまあの朝食と言えます。
「私のホテルの評価は、部屋90・風呂90・食事80」
CANDEO HOTELS 佐野を八時に出発。快晴で気温は十六℃。
今日のスケジュールは地図に表しているように日光を観ることになります。
東北自動車道で福島方面へ向かっています。 最初の目的地は中禅寺湖です。
山笑う季節です….淡い若草色で、九州のように緑の色が濃くないですね。
八時四十分・日光道に入りました。 高速道路の両側には、大きな樹木の桜並木が続いています。
遠くに、雪を戴いた高い山が見えていますが…..男体山でしょうか?
小休憩に立ち寄ったPAの案内地図に、片品村に水芭蕉の郷が示してありましたが、少し離れているようで、寄り道は諦めることにしました。
次に日光宇都宮道路を通り、気温は12℃と少し下がり始めました。
その先の清流沿いではさらに10℃まで下がったのでした。そして九時二十分・いろは坂に入りました。道路脇には雪が残っています。
いろはにほへと…よたれのれのカーブで海抜1,173mの標識が立っていました。
このいろは坂の道路は何と、私たちが今回の旅に出発した四月十一日に開通したばかりと表示されていました。それまでは、雪で閉ざされていたのです。
つまり、私たちの出発があと数日早かったら、この坂道は通れなかったのです。
幸運にも、九時四十分・中禅寺湖に到着しました。 道路が開通したばかりで、中禅寺湖の周辺の観光施設・お土産店など、まだまだ、閉ざされていた雪深い冬から、充分に目が覚めていない感じがします。
本格的な観光の季節にたいする準備がこれから始まるといった状況です。
湖畔で暫く撮影をした後、華厳の滝へと移りました。 ここは標高1,300m・気温10℃です。
滝の展望所へ降りる大きなエレベーターが出来ていました。それに乗って、100mほど下に降り、そこから更に階段・スロープを歩るいて展望台へ出ます。
水量の多い迫力ある華厳の滝が観れました。
ここの茶店で早目の昼食を済ませ、ロマンチック街道を通り日光東照宮へと走ります。
ならむ…おくやまけふこえてと、ヘヤピンカーブの坂道を走り、えひもせすんでいろは坂を降り終わりました。お猿さんとは一度も顔を合わすことはありませんでした。
日光東照宮の神橋が現れました。 ここでは駐車場を探すのにひと苦労でした。
市営の駐車場が美術館の隣にあるのをやっと見つけました。 神橋の横を通り、なだらかな坂道の参道に入ります。
桜が綺麗です。
日光山輪王寺の境内を通り、東照宮へ続く幅の広い参道に入ります。
何度となく訪れている東照宮ですが、この参道を歩くのは初めてでした。
ヨーロツパからと思われるツアー団体に出会いました。
その数が多いのには驚きでした。
楽しみにしていた陽明門は改修工事中で、すっぽりとシートで覆われてしまっていまして、素晴らしい装飾の一つも観ることが出来ませんでした。
こうして次に訪れたのは日光江戸村です。
大きな門を潜り中に入るなり、そこは江戸の関所がありました。 面番所の幕府の役人は、かつらに化粧も衣装も、じつにきちんとしていて綺麗で素晴らしいです。また、観光客を迎えるその言葉使いにも江戸言葉そのもののようです。
入門からちょっと圧倒された感じです。
関所を過ぎるとその先は、江戸の町に向かっての東海道が続いています。
この園内は奥が深く広いです。建物が現れました…..江戸の町並みの雰囲気がいいです。
タイムスリップしたかのような江戸の町並みそのものです。
幼い頃を想い出すむかし遊びの小物が揃っています。
奥へ進むと、松坂屋と言う劇場がありました。入って観ることにしたんです。
何とも美しいおいらんです。
劇場を出ても、おいらんの美しさにうっとりしていました。
その余韻の中、そろそろこの園を出ようかと思っていましたら、これからおいらん道中があると言うではありませんか。見ないで帰るってことはありませんよね。
…..いかがでしたか?
三時五十分・江戸村を後にしてホテルに向かいます。
わずか三十分ほどでホテルに着きました。 今晩の宿は、ここ日光にあるホテルユーロシティーです。
エレベーターは無く急な階段を上がった2階に私たちの部屋はありました。
部屋は少し狭い…..でも反露天の風呂がついています。しかも源泉を引いた掛け流しです。
大きなお風呂はないものかと探すと、貸し切り風呂がありました。
二つの湯船があり、半露天で野趣いっぱいの贅沢な広い空間です…..これが貸切風呂?と疑いたくなるような100点満点の貸し切り風呂です。
しかも二つの湯船には少し熱めと、少し温めのお湯がはってありました。
大満足して部屋に戻ったものです。
そして、六時からレストランで夕食となりました。
私たちの他は・宿泊客の殆んどが二十代と思われる若いカップルでした。
夕食はバイキング・生の食材が以外に多くて嬉しい夕餉です。
タコにまぐろ・白身の魚のカルパッチョが美味しかったです。 若いカップルを始め、殆んどの宿泊客がお酒を飲まずに食事しています。
ですから一時間もしない内に、皆さんは部屋に戻っていったのです。
残ったのは私たちだけ…..もうちょっとゆっくりしていたかったのですが、何時もより早目の一時間とちょっとで食事を終えることにしたんです。
長い夜….部屋に設けられている半露天風呂に源泉を入れて、のんびり楽しんだものです。
ご覧いただきましてありがとうございました。
…ではまた次回でお会いしましょう。
2014関東一都六県周遊ドライブ16「第4話」 への2件のフィードバック