2012 アンコール遺跡群(1)

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 第1話 「 日本から→シェムリアップへ

 am 4:00 頃に起きて支度を始め、am 5:50 にタクシーで出掛ける。 今日は 2 / 20・よく冷えている朝だ。これから訪れる「真夏のカンボジア」に、服装を合わせ出掛けてきたから寒い !!  バスセンターから、福岡国際空港行きの高速バスに乗り込み am 6:30 に出発した。
 am 7:00 ころ、空は東雲色に変わり … そのあと真っ赤な太陽が昇ってきた。 筑紫野から太宰府にかけて、車窓に広がる田畑もいらかの波も、真っ白の残雪で被われている
 そんな景色の中、8:00 丁度、空港に着いた。
 広い構内は、期待していたようには暖かくない。
そして、行き交う多くの利用客のほとんどが、真冬並みの服装をしている … 夏服姿は、私たちだけだ。
 これから真夏の国へ行く人たちも沢山いる筈だが、防寒着を着たまま行くのかしらね ?? … 荷物になるよね ?? … それでもいいのかしらね ?? ….  などと、余計な心配が、しばらく頭から離れなかった。
 am 11: 40・タイ国際航空・TG649 便で出発。 福岡空港の空は快晴・無風で、実に静かに飛び上がった。 私たちはこれから、タイのバンコクの空港を経由して、カンボジアのシェムリアップ空港へと向かうことにしている。 そしてシェムリアップのホテルで 3 連泊をして、明日からの「アンコール遺跡群の観光」を楽しみにしているのである 今回初めて搭乗するタイ航空は、ここ福岡と関空線に、日本航空とのコードシェア運航を行っている。 女性客室乗務員はタイの民族衣装に身を包み、タイの伝統的な「合掌する挨拶」で乗客を迎えてくれています。 タイ航空はまた、機材の新しさと整備技術の高さから、航空会社の安全度ランキングでは「A」をマークするそうですよ。 飛行は安定していて揺れもなく、6 時間弱のフライトの後、現地時刻 15:20 にバンコク国際空港に着陸した。 私たちはこの空港でトランジット … シェムリアップ空港に向けての出発は 19:20 の予定なので、4 時間の待ち合いとなった
 こうした時に重宝するのが有料ラウンジである ここでは、美味しいサンドウィッチや飲み物が自由に戴ける。 そしてインターネットの Wi-Fi 環境も快適で嬉しい。 たとえ1泊の短い旅行でも、私が必ず携帯する物・それは「カメラ」と「ノートパソコン」それに「メモ帳とペン」である。 これらを使って、ラウンジでは「旅日誌や写真の整理」そして「メール」ゃ「ブログ関連の作業」などが、ゆっくり落ち着いて出来るから嬉しいんです。
 このラウンジをpm6時半まで利用して、搭乗口 C1A へと行く。そして、バンコク国際空港を随分遅れて19:40頃に離陸した。 これから1時間ほどの飛行時間があるなと思っていたら、何と30分と少しのフライト … シェムリアップ空港には 20:20 に着陸した。 なので、搭乗して間もなくして配られた出入国カード・並びに税関申告書を書くために時間をとられ、機内サービスの飲み物とスナックには、手をつけぬままに飛行機を降りるはめとなった
 
 シェムリアップ国際空港は、「アンコール国際空港」との愛称もあるそうで、アンコール・ワットの南西に位置しています。 飛行機からタラップを降りて、空港建物まで歩いて行きます。 
 何ともローカルなほのぼのとした雰囲気の空港でほっとしたものです。
 カンボジアへの渡航はVISAが必要なので、私たちは、事前に日本で取得して来たのですが、シェムリアップ空港での空港VISAの取得には、そんなに大変なことはなさそうでした さて、空港の出口には、日本語を話す現地ガイドさんが、ネームボードを持って待っていてくれました。 今回のお迎えの女性のガイドさんは名前が「アンさん」。 ベージュ色の制服は、シェムリアップ政府公認のガイドさんという意味らしいです
 空港から町中までは、車で約20分位いと近いです。タクシーで7ドル、トゥクトゥクで4ドルぐらいだそうです
 こうして夜 9:30 頃だったか、やっとシェムリアップのホテルに到着です。 ガイドのアンさんが、ホテルのチェックインを済ませてくれて、明日の集合時刻を告げたあと帰って行った。 ホテルの名前は「プリンス ダンコール ホテル & スパ」で、今日から 3 連泊することになる   旅行2日目・シェムリアップでの初めての朝を迎えた
 6時から朝食のレストランがオープンしているというので出掛ける。ビュッフェスタイルの朝食は、好きなものが欲しいだけ食べられて嬉しい。そして料理も美味しい !! 。
 レストランに入って見て、欧米人も勿論いるが、日本人がこんなにも宿泊していたのかと思うほどであった。   今日の観光の出発はam 8:00 だ。朝食後、ホテルの外に出て観た。ホテルの外観や設備・それに周囲の街の様子が見えてきた。
 ここは、シェムリアップの市内中心部のセンターマーケット付近に位置し、買い物、食事など何かと便利な立地のホテルです。また、広々としたロビーや2つあるレストラン、中庭に広がる大型のリゾートプール、フットマッサージから本格的スパも受けられるます。
 空港より12 ㎞と近いのもいいですね。  ロビーでは、笑顔のきれいな女性が、竹製の木琴「ロニアットアエク」というカンボジア伝統楽器を弾いてくれていた。 楽譜はなく耳で聞いて覚えるそうです。その音は、なんとも清らかな澄んだ音色で、心癒される思いがしたものですこんな音楽に導かれると、悩み事も自然と和らいでいくと、カンボジアの人々は考えているそうすよ この和やかで何ともほっとする雰囲気・その癒しの効果が認められて、近年では、あちこちのホテルでも、この伝統音楽を聴くことができるようになったとのことです  さて、次の「第2話」から始まるシェムリアップとアンコール遺跡群の観光を前に、基本情報を、ほんの少しだけ、書き記しておきます
 シェムリアップは、カンボジアのシェムリアップ州の州都である。 アンコール・ワットそして、アンコール・トムなどを始め、アンコール遺跡群の観光拠点となっています。
 その他にも、300もの遺跡が町の周辺に点在しているとのガイドの説明でしたよ。 まさに『世界遺産の宝庫』といった感じですね。 1953年、カンボジアはフランス統治の時代を経て独立したものの、隣国で行われていたベトナム戦争やクーデターなどに見舞われ、さらに、1975年にはポル・ポト政権が成立して内戦が激化。その後、国連が紛争の解決に乗り出し、1993年に新生カンボジア王国が誕生して現在に至っているそうです
 このシェムリアップの街は、広大な田畑や牧場に囲まれたのどかな風景の中に広がっているとのことです。 そして、最近は設備の整った新しいホテルが増え、気温が低い早朝や夕方に遺跡観光をし、昼間はホテルのプールサイドでのんびり過ごすといったリゾート型の滞在もできるようになっているそうです。 また、それに伴い、シェムリアップには新しいショップやカフェなども増えているので、少し涼しくなったら街へお買い物に! … 小さな街なので徒歩でも回れますよ !! ….. とのことでした。

 シェムリアップの気候と服装 について書いておきますね。
 アンコール遺跡周辺は年間を通じて高温多湿だけど、5~10月が雨季で・11~4月が乾季となるそうです。
 現地の人の服装は、男女ともあまり肌を露出しないのが普通です。 現地の人が長袖を着ている理由は『肌を直射日光にさらすより涼しい』からだそうです。
 11月〜2月は、旅行にベストシーズン
となり、一年中で最も凌ぎやすく、雨も降らず、カラットしていてベストだそうですよ。 この頃は、朝・夜は肌寒いくらいとも聞きました。
 時差は、日本時間からマイナス2時間
です。
 そして、カンボジアの通貨はリエル(Riel)ですが … 私たちは、ほとんどのところでUSドル」あるいは「日本円」での支払いが出来て、不自由なく終わりました。
 この国はチップの習慣は基本的にないそうですが、1ドルや5ドル札などの少額の紙幣を多く持って行かれると何かと便利ですね

 次の「第2話」からアンコール遺跡のことを掲載する予定にしています。
 見て戴いて、ありがとうございました !!
 ではまた次回に ……

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