第22話 「ラニカイ・ビーチ」は、まさに「天国の海」で〜す !!
Aloha〜 !!
子供たち一家が「ラニカイ・ビーチ」に行くと言うので、まだ訪れたことのない私たちも、レンタカーに同乗させて貰うことにしたのである。 そんな朝・ローカルな「ロコモコ」を食べたくなって、クヒオ通りに面したあるホテルのレストランに出掛けた。「ロコモコ」は、いまではハワイのポピュラーな料理のひとつとなっているが、もとは、学生向けの安価なファーストフードだったそうで、発案したのは、ハワイ島のヒロで小さなレストランを営んでいた日系人だと聞いている。
ご飯の上に、ハンバーグと目玉焼きを乗せ、グレイビーソースをかけたものが基本である。近年誕生した店の中には、ハンバーグ以外の具材を用いて、ソースなどのアレンジを加えた、お洒落なロコモコも多い。
"Loco" とは、Local(地元)とのかけことばで、"moko" にはハワイ語で「入り乱れる」「混ざる」という意味があるそうだ。
私たちは、けっして「食いだおれ」の不良老人ではありませんが、それにしても、ハワイで歩き回っていると、とにかくハラが減ります。 そこで、ピザなど食べていては、ハワイ通とは呼ばれないような気がして、ハワイといったらまず「ロコモコ」・これは「郷に入れば郷に従え」のお約束ごとなのです。 この「ロコモコ」・たかがハンバーグじゃん、などと言ってはいけませんよ。 高価なレストランで食べるロコモコは、おいしいのがアタリマエ。 庶民的な店・そう !! B級レストランの中に、美味しい「ロコモコ」を探すのがハワイ通ってもんでしょッ !!
ここのレストランのも美味しかったですよ !! … ご馳走さま。
こうして、ゆったりとした朝食をとったあと、孫たちと一緒に、レンタカーに乗り込んだ。
ワイキキから30分ほど走っただろうか、とても可愛いマーケットに着いた。
このマーケットは、カイルアの町にあって、カイルアビーチやラニカイビーチに行く途中にある。
外観は、ローカルな雰囲気を放つ、緑と白のアンティーク系のマーケットで KALAPAWAI MARKET(カラパワイ・マーケット)。
カイルアビーチへ行く時にはかならず立ち寄ると言う・知る人ぞ知るッてな感じのお店で・1932年にオープンと書いてあるから、かなり歴史のあるお店なんだな。 実は、このお店の奥にカフェ&デリがある。かなり奥なので、ずっと奥までいかないとわからないよ。 そして、ここのサンドイッチがまたおすすめなのだそうだ。
日替わりでいろいろなサンドイッチがならんでいる。
ホットサンドとコールドサンドとあり、中身もアボガドやローストビーフ、ベーコン等種類も豊富です。そのほかに、 ハワイ産の新鮮な素材を使ったお惣菜も充実していましたね。
ここでサンドイッチや惣菜を買い込んで、カイルアビーチでランチを取る … これが何ともいいんだとさ !! …
食べ物からTシャツなど結構いろいろあります。 オリジナルのコーヒーやマグカップなんかもあったよ。おみやげにいいかもね。
田舎町にある、小さな可愛いマーケットって雰囲気なのに、ホームページを持ってるッてのもすごいよね。 カイルアビーチにきたら、一度は訪れてみたいマーケットです。
マーケットからビーチはすぐで、駐車場の先に、もう海が見えていましたよ。
ホノルルからのアクセスですが、私たちみたいに車で行く場合、パリ・ハイウェイ経由なら約30分、素晴らしい景色を楽しみながら東海岸沿いをドライブするコースで1時間弱 といったところでしょうか。 (下の絵は、ハワイのおばあちゃんが描いたものです) 私たちも、このマーケットで、ランチの買い物を終え、まずは、ハワイ語で「天国の海」という意味を持つ「ラニカイ・ビーチ」に行くことにしたんです。
このビーチは、カイルア・ビーチパークの南東(海に向かって右側)にある、閑静な住宅地のビーチがこのラニカイ・ビーチです。
いわゆる海水浴場(ビーチ・パーク)ではないビーチなので、トイレやシャワー、パーキングなどはありません。
なので、車で行った場合は、住宅街の路上駐車になるので、少し広い道の、文句を言われない場所に駐車する必要がありますね。 要するに住宅地のまん前にあるんですね。 ですから、そこに住んでいる人たちのプライベートビーチの様な感覚なんです。
車から降りて、住宅と住宅の間の細い路地を、海の方に進んで行くと、いっきに視界が開け、ラニカイ・ビーチに出る。 この路地は、柔らかいパウダー状の砂路なんです。素足で歩くと何とも気持ちよく素敵です。 こんなに美しい海があるのかと、驚かせられるほどの美しさで〜す !! 。 一瞬にしてとりこになってしまうほどで、今まで見てきた海はなんだったのかと、考えさせられます。 全米ベストビーチNo.1に選ばれた知る人ぞ知る美しい「ラニカイ・ビーチ」は、まさに「天国の海」で〜す !! 。
コバルトブルーに輝く澄み切った海、パウダーのようにふわふわサラサラとした真っ白な砂浜・さんさんと照りつける太陽 … ここにはまさに、絵に描いたような美しいビーチが広がっています。 ワイキキに比べて観光客の少ない、天然の白砂とエメラルドグリーンが美しいオアフ島きっての人気を誇るビーチです。 沖合いに特徴的な形の2つの島(モクルア・アイランズ)があります。 ハワイに来たら、絶対に行ってほしいビーチです。
カイルアの町も、とっても治安がいいと聞いています。ですから、ビーチの帰りには、爽やかな貿易風が吹き抜ける小粋なビーチタウン、カイルア中心部の散策もおすすめですよ。
ラニカイ・ビーチを楽しんだ後、カイルア・ビーチへと移りました。 カイルア・ビーチは、ビーチパークとして整備されているので、施設も充実しており、広い駐車スペース、そしてシャワーやトイレ、更衣スペースもあり、スナックスタンドなどが完備されている。そしてピクニックに最適な芝生のエリアもあります。 ここで、カラパワイ・マーケットのデリで買い込んで来た、サンドイッチや惣菜を開いてランチとしたんです。どれも美味しい !! … もう少し沢山買っておれば良かったのにと思ったほどでした。 このビーチも、海は砂地で遠浅で、子どもたちを遊ばせるに安心なビーチとは聞いていたが、この日はただ風が強く、波もかなり立っていましたね。 このカイルア・ビーチは、ウォータースポーツが盛んで、ウィンドサーフィン、ボディボード、カヤック、パラセーリングなどが楽しめるそうです。
ビーチの近くには、カヤックのレンタル、ダイビング・ショップやビーチウェア・ブティックなどがあって便利なようです。
こうして、2つのビーチを十分に堪能したあと、カイルアの町のお店に立ち寄り帰路に着きました。 その途中に立ち寄ったのが、ヌウアヌパリ展望台です。
ヌウアヌパリ州立公園に位置し、展望台は、コオラウ山脈の985フィートの崖を見渡すことができます。
コオラウ山脈の切れ目にあたる峠で、一年を通して北東から強い風が吹き抜け、強風の名所として有名な絶景ポイントです。
とにかく常に尋常ではない強風が吹いているので、冗談抜きで、吹き飛ばされないように注意が必要ですね。 そして、ここの展望台からの眺望はダイヤモンドヘッド同様に本当に最高でした。
こうして今日も、お陰さまの一日が終わったのでした。
皆さまには、今回も最後まで見て下さってありがとうございました。
ではまた…Mahalo〜 !!
2011 ハワイ・ロングステイ(22) への4件のフィードバック