2009 バリ島・シンガポール 6・第1話

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1日目・2009.2.19(木)・曇

夜中の雨音が気になって午前4時には起床 … 今朝は空港まで、高速道路を使って車を走らす予定なのです。初めてのアジア旅行・その出発の朝です。5時40分ころには我家を出て高速道路に乗ります。心配していた雨は上がっていて順調な走り出しです。ところが、太宰府ICを降りて一般道に入った途端・朝のラッシュに巻き込まれ、福岡空港に到着したのは8時を過ぎていました。そんな遅れを取り戻そうと、チェックインを急ぎ、ほっと一息ついたら搭乗手続きを全て終えていました。
1-1空港のレストランでゆっくり優雅に朝食をと楽しみにしていました。ところがこの搭乗待合フロアーにはレストランはありません。小さな売店の片隅に、立ち食いのコーナーがあるだけです。メニューも「おむすび & うどん」程度です … トホホ。
1-2初めてのアジア旅行ですが … 今回のツアーには添乗員の同行はありません。ちょっと心配顔が隠せないままの出発となりました。今日の航路はシンガポールでトランジットとなります。福岡空港からシンガポールまでの所要時間はおよそ7時間・シンガポールからバリ島まではおよそ2時間30分の予定となっています。1-3

搭乗案内が始まる少し前、ゲートカウンターからのアナウンスがあり、私たちが呼び出されました。こんなことって初めてよね ?? と、恐る恐るカウンターに行きました。すると、私たちのエコノミーの座席をビジネスクラス席に変更させて戴けませんか ? と言うのです。勿論・追加料金を支払う必要はありません。…… ? ! ?  こんな話って有り得ないでしょう … でも訳は聞かないことにしてOKしていました。思いがけないラッキーな旅のスタートです。搭乗を待つ間、じわじわ〜っと抑えきれない嬉しさがこみ上げてきます。そしていよいよ搭乗です。思いがけない広い座席です … 本当にいいのかしら ?? … と・ちょっと不安顔な家内です。SONY DSC定刻の10時15分に福岡空港を離陸しました。シンガポール航空の飛行機に乗るのも初めてです。調べてみると、この航空会社は世界一大きなA380エアバスを運行させているし、これから向かうシンガポール空港・通称 チャンギ空港もまた世界一の機能と広さを持つ素晴らしい空港だそうですね。福岡空港を飛び立って水平飛行になると機内サービスが始まりました。まず出されたのは、インドネシア料理の定番みたいな牛肉の田楽風なものです。ワインを貰って思いがけないリッチなランチが始まりました。お皿も陶器でフォーク類もピカピカ … レストランのフルコースと言った雰囲気です。エビはわさび風味のヴィネ和えとなっています。そしてメインディシュは、合鴨胸肉ローストです。言葉に表現できない美味しさです。向かうチャンギ空港でのトランジットの不安もすっかり忘れて、素晴らしい料理とワインを楽しんだものです。この食事の後、CAの方たちが私たちと一緒に記念写真におさまってくれました。ここにその写真を掲載したかったのですが、CAの好意に反するかなと思いから取り止めました。いい旅の想い出を作ってくれたCAの皆さんに感謝しています。およそ7時間の快適な空の旅を楽しみながら、シンガポール国際空港・通称「チャンギ空港」に予定時刻の15:50に無事着陸しました。燦々と太陽の光が降り注いでいます。さてと、これからこの広大な空港でトランジットです。
構内の案内掲示板を探して調べると、現在・私たちがターミナル3にいることが分かりました。バリ島行きの飛行機はターミナル2からの出発です。Skytrain to T2 と書いてあるモノレール乗場を見つけてほっとしている瞬間です。 

窓の外のチャンギ空港の景色は、青空のもと綺麗な花々が咲き乱れていて綺麗です。ハイビスカスも咲いています。
スカイトレインでおよそ5分間の移動をして、ターミナル2に到着です。空港の中にも、緑とトロピカルな花々がいっぱい咲き乱れています。長旅の疲れや、出発前の時間も、このチャンギ空港は癒し空間をたくさん提供しているようです。こうしたたくさんの緑と花々に囲まれているとリラックスできます。チャンギ空港は、出入国だけのために利用するにはもったいないくらいの素晴らしい空間が充実しています。国際便のトランジット客を、いかに快適に過ごさせるか、いたるところでサービスが提供されているようです。これらを利用すれば、乗り継ぎ時間が5時間だろうと10時間だろうと、疲れずに飽きることもなく時間を過ごすことができそうです。
この空港は、東南アジアのハブ空港として、常に人気を誇っているシンガポール・チャンギ国際空港です。下の写真のここは、バリ島行きの搭乗ゲート前の待合室です。周りの人はそのほとんどが白人です。日本人らしき人は一人もいませんでした。
シンガポールのチャンギ空港を16:40に飛び立ちました。そして機内では夕食が配られてきました。
バリ島の上空はサンセットを迎えています。間もなく初めてのバリ島・デンパサール空港に着陸です。
初めて訪れたバリ島は、すっかり日が暮れていました。バリ島・デンパサール空港では、現地案内人のナルカさんが出迎えてくれてほっとした瞬間でした。赤道直下に近いバリ島なのに、その暑さは全く感じませんでした。直ぐに宿泊ホテルまで日本の乗用車で送ってくれました。バリ島での宿泊ホテルはここインターコンチネンタル リゾート・バリです。吹き抜けの開放感溢れる広いロビーです。部屋のバルコニーに出て見ると、カエルの合唱が聞こえてきました。蚊や虫が飛び回っている気配はありません。蒸し暑さもなくちょうど良い気温です。外は暗くて何も見えませんが、波が打ち寄せる音がかすかにしています。
下の写真は、このホテルのメインプールです。今日は夜も明けない早朝の4時に起きて、日本から終日をかけて長い移動をし、このバリ島までやって来ました。シャワーを浴びて早目に休むことにしました。これから「バリ島 & シンガポール」の旅を、第6話に分けて見ていただこうかと思っています。最後までお付き合い戴ければ嬉しいです。ご感想など気軽に添えて下さい。

 ご覧いただいてありがとうございました。 
 ではまたお会いしましょう。

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