2011 ハワイ・ロングステイ(6)

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第 6話「ワイキキは、見るものすべてが刺激的で〜す !!

Aloha〜 !!
ステイ5日目・今朝は6時近くになるまで、夜中は一回も目を覚ますことはなかった。毎日の快い疲れが、ぐっすりの睡眠を誘っている。そして朝の食卓には、ご飯に味噌汁・目玉焼き・ハム…そして鮭のふりかけ・昆布の佃煮に岩のり・漬け物など、完璧 ? な日本料理が並んだ嬉しい朝である。
  今朝は、ハワイに入国して初めて、落ち着いて物事を考えられる余裕みたいな雰囲気が漂っている。そこで今日は一つに、滞っている日誌を書きたいと思っている。また、暑中見舞いのはがきも書きたいし、明後日にやって来る次男一家とのジョイント・バケーションの受け入れ準備もしておきたい。さらに、教わったばかりの、近場のショッピングセンターも覗いてみたい。できれば、家内は、ムームーのドレスを探して見たいと言っている…あ〜ぁ !! 今日もスケジュールがいっぱいになっちゃったよ〜 !! …「今日は余裕の一日だ」と思ったやさきなのに… さぁーて、何から手をつけたらいいの〜 ?? 。
9時ころコンドを出る。今日はまず、ワイキキのビーチ沿いを散策して観ることにした。
 ステイしているコンドのタワーの前の路は、「クヒオ通り」へと続いている。歩道沿いの芝生には、わざわざまき散らしたような綺麗な花びらがいっぱい。そして街路樹には色とりどりの花が咲いていて綺麗だし、空気は何とも表現しがたい爽やかさである。
ワイキキは、インターナショナル・マーケット・プレイスの近くまで来ていた。そこに、スターバックスがあったのでお茶を飲むことにした。私達が席をとったその隣に白人の ぐらんぱ がいた。ウクレレを弾いて口ずさんでいる。曲が終わったところで拍手をすると、その グランパ が大変に喜んで、日本の歌を一緒に歌おうと言う。弾き始めたその曲は「上を向いて歩こう」…私も一緒に歌った。歌詞をきちんと覚えていなかったので、知ってる歌詞のところを何度もリピート。それでも グランパ は楽しそうにウクレレの伴奏を続けてくれた。終わると次に「ここに幸あり」そして「ブルーハワイ」「カイマナヒイラ」と、何時の間にか周りの人の目も気にせずに歌っていた。このグランパが言うには「日本が大好き !! 」だと。思いがけない出会いとハワイアンミュージック…興奮が冷めやらない中、何度も何度もグランパと握手を交わし、このスタバを後にして別れた。
あの ぐらんぱ は、ひょっとしたらプロのミュージシャンだったかもね ??」「ウクレレの演奏技術が高度だったよね !! 」などと…暫くは感動冷めやらない私たちでした。

そして再びビーチを目指して暫く歩くと、懐かしい銅像が見えてきた。伝説のサーファー、デューク・カハナモクの像である。  ワイキキビーチをバックにサーフボードを背にして立っている。高さ約5mもあるらしい。デューク・カハナモクはサーフィンの名手として知られ、ハワイでの初めてのオリンピック選手として1912年のストックホルム五輪水泳に出場、100m自由形で見事金メダルを獲得したそうだ。その後も「アロハの大使」として親善的な役割に貢献したことなどを称えられ、彼の生誕100年を記念して建てられたものと聞いている。
ワイキキから、ダイヤモンドヘッド側の景色を見ると、それだけで「ハワイに来た〜 !! 」と言う実感が湧くような素晴らしさがあるよね。
 ところで、「ワイキキ」はハワイ語で「水が涌くところ」との意味があるそうで、元々は湿地帯であったと。そして、ハワイが独立国であった19世紀末までは、ハワイ王朝の王族の保養地となっていたそうだ。 今では「ワイキキ・ビーチ」は砂浜が有名だが、このビーチには、もともと砂浜はなかったそうで、1920年代から1930年代にかけて、カリフォルニア州のマンハッタンビーチから白砂を運んで作られた人工の砂浜なんだそうだ。
現在「ワイキキ」は、ホノルル市における最大のリゾート地域、そして繁華街として、メインストリートのカラカウア通りクヒオ通りを中心に、多数のリゾートホテルやコンドミニアム、ショッピングセンターや飲食店などが建ち並び、季節を問わず世界各国から多くの観光客が訪れている。
 1945年に第二次世界大戦が終わると、アメリカ本土や日本などからの観光客が急増し、大型高層ホテルやコンドミニアムが次々と建てられ、オアフ島内における観光の中心地となったと言う訳である。
 またこのワイキキには、ヨーロッパやアメリカの高級ブランドのブティックが多数入居した大型ショッピングセンターのほか、ハワイ原産のみやげ物を扱う商店、さらにコンビニエンスストアーまで、多数の商業施設が存在していて一日中、この街に居ても飽きない。
 また、ハワイ料理をベースにした高級レストランや、アメリカ料理のチェーンレストランのほか、日本料理やタイ料理、イタリア料理やファストフードチェーンまで多数のレストランがある。また、日本人観光客を狙った日本のチェーンレストランもある。
 ワイキキのホテルは、日本人スタッフが居なくても、殆どどこでも日本語が通じるから、私たちのように海外旅行初心者にも安心なホテルである。
そして、どこのホテルのロビーも開放的で、宿泊者以外の人も沢山いて、色んな利用の仕方をしている。そして、どこもカジュアルなスタイルで出入りが出来るのがいいよね。
 また、ホテルを一歩出るとすぐにショッピングセンターがあったり、カフェやレストランもある…何とも便利で退屈しない街なんですよね。
 また、ワイキキ・ビーチ沿いのホテルのプールは、横を通って見ただけで泳いでみたくなる…そんな魅力的なプールばかりである。朝陽が昇るのと同じ時刻ころには、もう、プールサイドの席の場所取りが始まっているから驚きです。…ほんと !! 早朝から賑わう街だよね。
 そしてもう一つワイキキの素晴らしいところは、沈み行く夕日とダイヤモンドヘッドを眺めながら、おいしいお酒や料理を楽しむ…極上のワイキキの豪華ディナーが、お気に入りのホテルのレストランで戴ける。…まるで夢の世界にいるような、素晴らしいホノルルの夜景と星空を見ながらの、最高の時間となる….と言うわけである。
 また、ハワイにいながら日本と同じ様な最高の日本食を食べることができるというのもいいよね。 例えば、3世代でのハワイ旅行の時など…それぞれの嗜好に合わせやすいということも重宝しますね。
 こうして、ワイキキの街は夜遅くまで賑やかな素晴らしいリゾートとなっている。
 ワイキキ地区の中心部には、ビーチ沿いに走るカラカウア大通りと、その奥に平行して走るクヒオ通り、そして運河沿いのアラワイ大通りの3本の通りが走っている。
 このワイキキ地区からアラモアナ地区までは車で5-10分程度、ホノルルのダウンタウンまでは15分程度、カハラ地区まで20分程度、ホノルル国際空港までは30分程度と便利な距離である。
 ワイキキの街歩きを終日楽しんでコンドに戻った。 履いていたスニーカーを脱ぐと、左足の甲が赤く腫れている。
 歩き過ぎによるものではない…日本から履いてきた新品のスニーカーが、私の足に合っていなかったと言うだけのことである。
ここはハワイ…明日こそは、ビーチサンダルを買わなくっちゃ。
 それにしても、ワイキキは、見るものすべてが 何とも刺激的である !!
 最後に、私たちがステイしているコンドの部屋を、写真でご紹介して「第6話」を終わりとしま〜す。(…..ご参考までに)

 ご覧戴いて…Mahalo〜 !!

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