2015・北海道ぶらりドライブ12「第2話」

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2日目・2015.7.6(月)・晴
 新千歳空港から → 函館

 エアターミナルホテルで朝を迎えました。
 北海道は夜明けが早く、am 4:00 頃には空が明るくなったようです。 
  ちなみに日の入りは pm 7:20 頃とゆっくりですから、一日が長〜ぃです。

 雲も少しはあるが、青空が広がっていて嬉しい朝です。
 am 6 時過ぎ、3階のレストランへ行きます。   宿泊客の皆さんは朝が早くて、料理の前に大行列が出来ることもしばしばでした。 この朝は隣国からばかりでなく、ハワイからのツアー客 ?? も沢山いたようでしたよ。 ここの朝の料理に、北海道らしさは見当たりませんでした。
 それでも、ご飯はついついお代わりをしてしまいました。

 am 7 時過ぎにはチェックアウトし、レンタカーのカウンターへ行きます。 
 国内線ターミナルから外に出て見ます。写真の向こう側は国際線ターミナルですね。

 ラベンダーも植えられていて綺麗です。
 国内線ターミナルのレンタカー・カウンターです。
 早朝で、カウンターには誰もいません。
 電話機が置いてあって、その目の前に予約者名簿がありました。
 私の名前の横に、「2番にお電話下さい」と表示してありました。 指示に従って電話をすると、四・五分後には大型の送迎バスが迎えに来ました。 送迎バスに乗車したのは、私たち二人だけでした。
 空港から10分ほど走ったところにトヨタレンタカー新千歳空港ポプラ店のセンターがありました。 予約をしていましたので、面倒な手続きはなく、8時過ぎには出発となりました。

 今日のドライブは下の地図に示す通り、千歳空港から函館までの約 274 kmです。
 ナビを函館にセットして走ります。暫く走ると道央道の高速に入りました。 高速道路に入って最初の休憩は樽前SAです。 外気温は21度・半袖では肌寒い感じですが、暑がりの私には気持ちが良い気温です。
 北海道の今は、春と初夏が同時に訪れている感じで、新緑がとても綺麗です。

 借りたレンタカーです。
 この辺りの道路両側の法面には、熊笹が生い茂っています。

 次に立ち寄ったのは有珠山SAです。 このエリアから伊達市が見渡せます。
 おむすびを買って、こうした景色を眺めながら外のベンチでお昼としました。  下の写真の中央奥の有珠山は、雨雲に半分覆われています。
 昼食とひと休みを終え、函館へ向けてさらに走ります。 洞爺湖の辺りから、高速道路は一車線の対面通行となりました。
 走る車が少ないから良いようなものの、中央線にはポールが立ち並んでいて実に走りづらいです。 上の写真のように、長い直線の道路が多くて北海道らしいです。

 走っている地元ナンバーの車のスピードの早いこと !! … 。
 前の車について走っていると、ついついスピードが上がっていてドキッとします。
 この道央道には、充実した施設のSAは一箇所もなくて、その殆どが PA 程度で少し寂しかったですね。 次第に北海道での運転も慣れてきました。 函館まであと1kmとの表示です。

 朝 8時ころに千歳空港を出発して、およそ 6時間後・函館市に到着です。
 今はpm 2:00・ホテルにチェックインするには少し早いです。

 そこで、明日に予定していた五稜郭の観光を、今日にすることにしたんです。  五稜郭を短時間で観光するなら、五稜郭公園のすぐ隣にそびえ立つ五稜郭タワーに行くのがおすすめですね。 五稜郭の大きさや星形の城郭の全景を一目で臨むことができると聞いています。

 館内には、チケットを求める観光客で大行列が起きていました。
 思ったよりも早く、五稜郭タワーの最上階の展望塔に昇ることが出来ました。
 このタワーは平成18年(2006)に建て替えられたものだそうです。
 107メートルの高さがありました。

 五稜郭タワーの展望塔は二層構造で全面ガラス張りとなっています。
 晴れた日には函館市内だけではなく、津軽海峡下北半島まで見渡せるそうです。 ペリーの来航により開国をすることとなった江戸幕府は、諸外国の脅威に対する北方警備の要とするために、13代将軍・徳川家定の命により建造された日本初のフランス築城方式の城郭 …… それがここ五稜郭ですね。
 ここ函館は、日本各地が戦場となった戊辰戦争の最終局面に起きた箱館戦争の舞台となった場所でもあるんですよね。 舞台とはいっても実は、五稜郭で激戦が繰り広げられたわけではないそうです。 実際の戦闘は、箱館市街のあちこちであったそうです。

 そうした中、五稜郭は旧幕軍 の司令本部として使われたそうです。
 下の写真の ….. 奥の山が 夜景見物で有名な 函館山 ですね。


 五稜郭の観光を終えて、今晩の宿泊先・湯の川観光ホテル祥苑に3時過ぎに到着です。 部屋に入りますと、和室に、かけ流しの半露天の温泉がついています。
 お湯がすでに掛け流しされていて、直ぐにでも入浴できる状況でした。 早速、お湯を浴びて、今日のロングドライブの疲れを癒します。
 そして 5時からバイキングの夕食となりました。  広いレストランの中には、隣国からの宿泊客が100人以上はいたでしょうか … それでも席が区分けされていて、気にはなりませんでした。

 それよりも私の関心事は料理です。
 北海道らしい珍しい食材が出ているかと期待をしていましたが ….. 残念でした。
 夕食後の夜 7時50 分頃・函館山・夜景観光ツアーのバスに乗り込みました。
 観光バスには、高校を卒業したばかりの初々しいバスガイドが付いています。
 客は全部で42名となっていました。

 函館の街には路面電車が走っていて、その歴史は丁度100年になったそうです。
 今日は良く晴れていて、きっと素晴らしい夜景が観えますよ !!  とガイドが保証です。
 期待が高まる中・バスは函館山を登って行きます。
 その登山道の五合目と7合目辺りの車窓から、素晴らしい夜景が目に飛び込んで来ます。 乗客は一斉に歓声を上げています。
 
 頂上に着いて展望台へと登ります。
 そこには、驚くほどの数の観光客がいましたね。 ガイドブックや写真集で見たことのある ….. あの夜景が目の前に広がっています。 感動の連続が 20分ほど続いたでしょうか … 。
 プロが記念撮影をしていました …… 衝動的に頼んで撮って貰いましたね。

 100万ドルの夜景見物の感動が冷めやらないまま、10時頃にホテルに戻りました。
 函館の街は、函館山という島と本土の間に出来た弱い砂地の地盤の上にあるそうですね。
 ですから、高層ビルが建てられないと聞きました。
 この夜景観光ツアーは一人当り1,600円 … お安いと思いませんか ? 

 ホテルに戻ってもう一度・部屋付きの露天風呂に入ります。
 温泉の効能で、私の左足の怪我が治れば良いがと願いながら湯を楽しんだものです。
 わずか27万人のこの函館ですが… 歴史的・経済的に凄い街のようですね。

 ご覧いただきましてありがとうございました。
 …ではまた次回でお会いしましょう。

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