■ 第3日目・4/13(日)・晴
東京港から旧軽井沢銀座を経由して草津温泉へ
新門司港発・東京港行きのフェリーオーシャン東九フェリーの船室で、am3:30に起き出しました。およそ35時間の長い航海が、あと3時間ほどで終わるとなると、ゆっくり眠っておれません。大浴場に行き、暖かいお湯に浸かって目を覚まします。
夜明けとともにデッキに出て観ますと、東京湾は広いです。
船は大きなブリッジの下を潜って、奥の東京港へと向かって進んでいます。
この橋は、2012年に完成した東京港臨海道路に架かる東京ゲートブリッジです。
全長は2,993mで、海面からの高さは、87.7mだそうです。
am6:20に接岸とのアナウンスが流れました。下船の仕度に取掛かります。
船は予定時刻通り、am6:20・東京港に接岸しました。
嬉しい快晴の朝・六時半頃には上陸し、ナビを旧軽井沢にセットして走りだします。
旅の3日目・今日の行程は、地図に示すように草津温泉が宿泊地となります。
ワクワク・ドキドキのドライブは、暫くして首都高速に入りました。
通勤のラッシュを迎えている首都高の運転は、緊張の連続です。
走っても走っても、なかなか首都高速を通り抜けられません。
途中・大渋滞にもあいながら、40~50分も走ったでしょうか … やっと首都高速道路を降りて、一般の高速道路に入りました。何ともホッとする瞬間です。
今日は日曜日 … 高速道路では、バイクのツーリングが、物凄い数の集団をなして走っています。外気温は11℃・高速の両側には田畑が広がってきました….ほっとするのどかな風景です。こうして川越市を通過 … 東京港から一時間ほど走って高坂SAに着きました。
ここで、朝食をとりながら、嬉しいひと休みです。
次に関越自動車道を走ります。この辺りは、葉桜になっていました。 遠くに浅間山が観えています。山頂は雪に覆われています。
上信越自動車道に入り、高速の道路脇にはレンギョウの黄色い花が咲いています。
また、妙義山を見ながら走っています。
そうして9時50分・横川SAに入りました。
ここには、満開の奇麗な桜がありました。また、こぶしの花もまた奇麗です。
綺麗な桜に魅せられて、時間を忘れていました。
再び走り出すと唐松林が続きます。碓氷軽井沢・うすい軽井沢を通りさわやか道路・標高992mを通ります。こうして、10時半・旧軽井沢銀座に到着です。
町営の駐車場に入れて、この銀座の観光散策に入ります。
日曜日の今日・まあまあの数の観光客がいます。
正直なところ、もう少しお洒落な街かとばかり想像していました。
お昼を食べて12時20分頃・この旧軽井沢銀座を後にしました。
浅間ハイランドパークです。雪をいただいた浅間山が綺麗でした。 草津温泉へ向かう道路脇の林の中には、残雪が沢山あります。
走っている道路は、日本ロマンチック街道となっています。
何処の町だったか…..標高は1000m・11℃・GSでガソリンの補給です。
林の中には、クマザサの群生地が広がっています。道路に仕掛けられた草津節のメロディラインで歓迎されました….草津温泉に着いたのです。
ここ草津温泉ホテルヴィレッジが今日の宿です。庭には残雪が積もったままです。 荷物を部屋に入れて直ぐに観光に出ます。
ホテルの送迎バスで、温泉街中心のバスターミナルまで送って貰います。
そこから歩いて湯畑に向かいますと老舗の漬け物屋さんがありました。
草津温泉の湯畑です。
日本三名泉の1つと言われている草津温泉の湯畑です。
自然湧出量は、日本一を誇るそうで、毎分32,300リットル以上、1日に、ドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出しているそうです。
草津のシンボルこの湯畑です。
温泉街の中心にあり、いつも湯けむりを舞い上げています。
日本有数の酸性度だそうで、殺菌作用は抜群とのことです。 湯畑の周りは、瓦を敷きつめた歩道が整備され、石柵、白根山をかたどった白根山ベンチなどが設けられています。湯上がりの散策が楽しめる公園となっています。
草津温泉の湯畑前に立つ熱の湯…ここでは、草津名物の湯もみが、草津節や草津ゆもみ唄とともに ショーとして楽しめます。
今日の宿は、草津温泉ホテルの中沢ヴィレッジです。
日本一の湯量の草津温泉の温泉資源や大自然を活かして、全ての世代が楽しめる、関東No1の温泉体験パークのスパ&リゾートと言われています。
そして、私たちが宿泊した部屋は、草津温泉ホテルヴィレッジのタワー館で、ベルツの森に抱かれた、ヨーロピアン調の落ち着いた雰囲気のお部屋となっています。
始めての草津温泉です。まずは大浴場に行きました。
湯畑の源泉を引いた温泉だそうで、大浴場には、あつ湯・ぬる湯・かぶり湯・高温湯などがありました。…..私にはちょっと苦手な熱めの湯でしたね。
湯から上がって5時半・待ちに待ったレストランに入ります。 今回の旅では、出発してからの2日間の夕餉はフェリーの中での不自由な食事でした。
ですから今日は、何とも楽しみなホテルでの夕食です。 レストランには、すでに大勢の宿泊客がいて、とても賑やかです。
料理は自由に選べるヴィッフェスタイル…ついつい欲張り過ぎます。 この夜は、およそ二時間・満足な食事を楽しみました。
ご覧いただきましてありがとうございました。
…ではまた次回「第3話」でお会いしましょう。
2014関東一都六県周遊ドライブ16「第2話」 への2件のフィードバック