2011 ハワイ・ロングステイ(16)

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第16話「料理の注文数を間違えて、食べ過ぎました〜 !!
    ハワイ四島クルージング「3日目」
Aloha〜 !!
 船は昨日からマウイ島の「カフルイ」に停泊したまま…なので揺れもなく、ぐっすりと休めた爽快な気分の朝、6時に起き上がる。さぁ〜て今日は、私たちには寄港地ツアーの予定もなく、終日、この船の中で暮らすことになる。 クルーズに関する質問の中で … 「船の中って退屈じゃない ?? 」とおっしゃる方が多い。それが意外なのよね。船内では、イベントやショーなどを堪能したり、時間の経つのも忘れて何もせず、のんびり過ごしたり…クルーズでは「遊びつくす贅沢」と「何もしない贅沢」が自由に選択できるのよね。 自分のペースや普段の生活に合った船内生活を送ることで、たとえ100日の世界一周の旅であっても退屈することはないだろうなと実感している者のひとりです。
 
広く青い空・心地よい潮風・どこまでも続く水平線・クルーズはいつも自然と隣り合わせである。しかも、これらは日々刻々と変化し、朝日や夕陽、満天の星空など予想もしないドラマチックなシーンを見せてくれる。こうした自然の変化を肌で感じることが出来るのも、クルーズの魅力ですよね。
「第16話」は、そうした船内での 何でもない一日のお話しなんですが、どうかご笑覧して下さ〜い !!
 まずは朝食、さてどこで食べようかと思案しながら身支度を整える。…キャビンの外に出るための「服装」と言っても、私の場合…髭を剃って「短パン+Tシャツ」に着替えるだけで実に簡単ですよ !! …このクルーズ船は基本的にカジュアル…ですから何のストレスもありませんよッ !! …それとは逆に、こうゆう時にこそ非日常的なお洒落を楽しみたいと言うお方は、どうぞご遠慮なくそうすれば良いのです。そうしたことに、いちいち干渉するような人も冷たい視線もありませ〜ん !! …なので、お好きなようにヴァケーションを楽しめば良いのです。…オーホッホッホッ !!  さて、am7:40 ・朝食をこの船のメイン・レストランである「スカイライン・レストランで戴くことに決めて店内に入る。ここは、デッキ5階の後方にあって、広くて綺麗である。
このスカイラインレストランは、1930年代のニューヨーク風インテリアとなっているらしいです。アメリカの伝統料理が味わえると言うので入ってみたんですが広い !! …628席もあるそうです。 そして嬉しいことに、このレストランは追加料金なしで、メニューにあるお好みの料理をアラカルトでもコース料理でも好きなだけ自由に食べられる。

そして、好きな時間に、好きなテーブルで、好きな人と食事ができる…「フリースタイルダイニング」なんだそうです

 ここでちょっと心配だったことは、メニューのオーダーのこと。嗜好に合った料理が上手く注文できるかであった。 食べてみたいなと思う料理は何とか選べて、ウェイターに伝えられたまではよかった。 …が、その注文数を、私たち夫婦二人分と言う意味で「 2 プリーズ !! 」と言ったんです。そうしたら、写真でご覧になれば分かるように、料理の全てが「二つずつ」運ばれてきたんですね…ウェィターも私たちも顔を見合わせて一瞬・沈黙が…??
 … 次の瞬間お互いに「 数を間違えちゃったな ?? 」ッてことには気付いたんですが
 …ウェィターが「ごゆっくり・どうぞ !! 」と、笑顔で言うのよね
 …なので「サンキュー !! 」と、ほほえみ返して応えたんです。あぁ〜ぁ !! ……

 そうして始まった朝食ですが、ちょっとしたコース料理ですよ。運ばれてくる料理はどれも美味い !! …なので、私はなんとか頑張って食べたが、家内は一人分も食べきれないほどのボリュームの料理でした。そんな思わぬアクシデントもあったけれど、雰囲気も良く、大満足してこのレストランを出たのでした。
 そんな朝食のあと、デッキ5階のショアエクスカーションデスクに行き、次の寄港地「ハワイ島」とその次の「カウアイ島」でのオプショナルツアーの申し込みを済ませたんですが …こうした手続きは、乗船前に済ませておくことがベターだと感じたものです 気になっていたOPツアーの申し込みも終わってほっとしたところで、デッキ5階にある 「Street Shopsを、食後の散歩がてらにウインドウ・ショッピングして楽しむ。 衣類をはじめ、化粧 品・食品・みやげ物・靴に帽子やゴルフ用品まで、いろいろな品物が並んでいる。日本に居て私など、香水を日常的に使うことはない。…が、ここハワイでは、何時の間にか習慣となっているから可笑しい。そうした香水と、飲料水そしてボディーソープなどを求めてキャビンにもどってひと休みすることにした。 船の客室は、毎日、係が入っていつもきれいに掃除され、浴室のバスタオルなど交換してもらえているので清潔だ。 また、上の写真をご覧になれば分かるように、客室の清掃が終わるたびに、バスタオルで動物を上手く作ってくれている。
 船は停泊したままで、海も静かで揺れはない。外はよく晴れていて、気温は29℃とすこし暑さを感じる程度…でも湿度が少ないのでハワイらしくてグッド。また、クルージングのリズムにも慣れてきて、快適な船旅となってきている。
 ここで、クルーズについてよく質問があることのひとつ二つについてふれておきましょうね。まずはレストランのことをお話ししておきます。
 この船のレストランは、好きな時間に、好きな場所で、好きな人と、想い出に残る食事がとれる「フリースタイルダイニング」を基本としています。そのレストランには8タイプがあります。
 メインダイニングには「スカイライン・レストラン」・ビュッフェスタイルの「アロハ・カフェ」・「リバティーレストラン」の3つがあります。このメインダイニングと、軽食レストランの「キャデラックダイナー」での食事費用は、クルーズ代金に含まれていて、何を召し上がっても追加料金はいりません。この他に、別途テーブルチャージが必要となる「サブレストラン」と呼ばれるものが4つほどあります
  そのサブレストランには、寿司・刺身・鉄板焼きなどを楽しめる「イーストミーツウエスト」・そして本格派フレンチ・ダイニングの「ジェファーソンズビストロ」やイタリアン・レストランの「リトル・イタリー」・そしてステーキハウスの「レイジージェイテキサスステーキハウス」があります。どのレストランも美味しいです…なので、クルーズ中には是非一度は食べてみるのもよろしいかと思いますよ。
 
  次に船の揺れについてですが、船にはフィン・スタビライザーがついており、揺れの75㌫をカットすると言われています。…でも、お天気によっては揺れますね。…だから、船酔いに弱い方は、是非お薬の服用をお忘れなく…そうすることだけで、快適な船旅が楽しめますよ。
  もう一つ、航海中の「インターネットとEメール」についてお話ししておきます。船内のインターネットカフェなどで、自由に楽しめるとされているのですが、船の航行中に、地上のようにストレスなく快適なアクセスができるかと言うと 疑問です。「航海中は、衛星回線を利用しての通信となり、ほとんど役にたちませんね」と、乗組員が話していましたよ。なので、持ち込んだラップトップは、下船した際などに立ち寄る「スターバックス」などのカフェで使うのがベストとのことでした。
 昼食を、デッキ11階のアロハレストランでとった後、プールサイドに出て見る。
 すると、生演奏があっていた。 マウイ島のベストパーティーバンドのグループだそうで、Saxも歌も、その演奏は実に素晴らしく、素晴らしい迫力である。感動で涙がにじむ…ついつい時間を忘れて聴き入っていたものです。アメリカは演奏技術が高いと、かねがね聞いてはいたが、実にgoodである。
 それに、メンバーの殆どがグランパと呼ばれるような年齢…これにもますます参った !!

 そうして、キャビンに戻ってひと休み…ところで、シャワーを浴びるときの、ボディータオルが売られていないかを確かめにショップに行く…店員に聞いても無いと言う。
 そう言えば、欧米では、ボディータオルを使う習慣が無いのであろうか ? …仕方がないから、手にソープをつけて洗うことにする。 …が、どうしても背中のある部分には手が回らない。欧米の人たちは、それでいいとしているのだろうか ? …。

 そんな疑問をもちながら、シャワー室を出てアロハシャツに着替える。

 夕食は、ステーキハウスの「レイジージェイテキサスステーキハウスに5時半からの予約を済ませていたので出掛ける。 そこで出された一人前のステーキを二人でシェアーして食べるが、それでも60㌫ほどしか食べられなかった。今日は、観光ツアーにも出掛けず、あまり動いてもいない…しかも、朝も昼もコース料理みたいなボリュームたっぷりの食事だった…一日の三食がコース料理では身がもちませんよね。お腹いっぱいのままではあったが、しばらくピアノの弾き語りでも聴きたいなとバーに行く。 どうもミキサーの調整が上手くゆかない様子で、なかなかコンサートが始まらない。 とうとう三杯目のワインを注文した。….が、コンサートは中止…9時ころにキャビンに戻った。  ではまた…Mahalo〜 !!

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