2012 ハワイ・ミドルステイ(3)

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第 3話「アリゾナ記念館の訪問とサンセット・フラを楽しむ」
    〈 住んでいるかのようなステイを夢みて !!

 アロハー !!

 今日も良く晴れていて爽やかで〜す夜はエアコンをオフにして、薄い掛け布団一枚だけで気持ちよく休めました昼間は、部屋に陽が差し込むような時間帯だけエアコンを回し、それ以外の時間は、ベランダのガラス戸を開け閉めすることで、空調が出来ます。 am 8時頃、ホテルのランドリールームを覗いてみる。洗濯機が6台と乾燥機が8台並んでいた。 洗濯は1回の使用料が2$・乾燥機は15分ほどの使用で50¢・洗剤は1.25$。 全ての行程が終わるのに40分ほどかかった。私たちの他に利用者は誰も来なかった。

 今日はパールハーバー」の見学ツアーに参加することにして、迎えのバスに乗り込むと、私たちを含めて8名の日本人ツアーとなっていた。
 パールハーバーに着くまでの間、ガイドを兼務しているドライバーが、ハワイの耳より情報を、ぼそぼそと話してくれた。
 「ハワイのABCマートのオーナーは、全て日本人よ !! … 知ってた ?? 」と言うのよ。
  因みに、ワイキキには、1マイル四方と言うから→1.6 ㎞ 四方に、37 店舗ものABCストアーがあると言われています。その数にも驚きですね。 また、「ハワイには沢山の日本人が住んでいて、今やハワイではなくジャワイと言う人もいるよ」だと ……。
 ハワイに駐留しているアメリカの軍人は、45,000人もいるそうだ。
 ところで、オワフ島の陸軍のミュージアム(下の写真)の見学は無料だそうよ。
 心ある人は寄付されるのもよいそうです。 勿論その額も自由だそうだ。 また、ハワイにはホームレスが10,000人位いるんだそうです。 常夏の国だから、公園などでの寝泊まりが、楽に出来るという理由から多いんだとも聞いた。
 ハワイは小魚が少なくて、カモメがいないとのこと。
 毎年行われるホノルル・マラソンには、全体で35,000人ほどの人の参加があるそうだが、 その内、日本人は、なんと20,000人ほどにもなるだそうですよ ハワイには、蛇も蚊もいないらしい。
 ハワイの「」は、「全部」と言う意味で、「ワイ」は、「」のこと。すなわち、「ハワイ」とは、「周りが全てが海」と言う意味だそうだ。 「ワイキキ」の「キキ」は、「大きな波」のことを言うらしくて、だから「ワイキキ」は、「大きな波が立つ海」と言う意味らしいよ。 また「アラワイ」の「アラ」は、「人工の」と言う意味。なので「人口の海」すなわち「運河」と言うことになる。 
 ハワイでは、バイクに乗る時のヘルメットの着用は義務づけられていないそうです。
 ワード・センターの「ワード」とは、その土地を所有している人の名前「ワードさん」からつけられているそうですよ。 とてもお金持ちらしいで〜す。
 そんなあれこれを聞いているうちに、パールハーバーに到着した。
 これから見学するのは「アリゾナ記念館」である。 … が、アリゾナ記念館は海上にあるため、訪問客はまずビジターセンターを訪れ、そこから専用ボートで記念館へ渡る必要がある
 このビジターセンターに入るには、手荷物のバック類は一切持ち込めない。 ゲートの手前右手奥にロッカールームがあった。ここで一個につき3$の預かり料金がとられた。 こうして、ビジターセンターに入ると、イヤーフォンが貸し出された。これから、センター内の博物館やみやげ品店を観て回る。 ボートに乗ってアリゾナ記念館を訪れる前に、センター内の劇場で必ずドキュメンタリー映画を観なければならないことになっていた。 1941年12月7日の早朝、日本軍の奇襲攻撃によって、戦艦アリゾナは大勢の乗組員とともにパールハーバーに轟沈した。 日本とアメリカはその後4年間にわたり、数十万人に及ぶ犠牲者を出す壮絶な戦争に突入することになるのだ。アリゾナ記念館は、太平洋戦争の火蓋を切ることになった歴史的場所なのだ。 映画が始まった。上映時間は約20分、それを観たある日本人の方が、こう書いていた。
平和なハワイを一瞬にして地獄絵に変えた「卑怯な日本の裏切り行為」に関するドキュメンタリー。数千機におよぶ日本の戦闘機、爆撃機が、穏やかなハワイの朝に爆弾や銃弾を雨あられののように降り注ぐ。そして炎上、沈没する戦艦アリゾナ。思わず目をそむけたくなるようなシーンだ」と … 。また、その方がこう続けている「映画が終ると、気まずい雰囲気になっていた。も~周囲の人に、ごめんなさい、ごめんなさいと、あやまってまわりたい気分であった」と … 。 私も全く同じ思いをしたものです そうした映画を観たのち、当時の戦艦アリゾナ号が沈んでいる真上の海上に造られている慰霊の館・アリゾナ記念館(アリゾナメモリアル)まで、大きなシャトルのボートで渡る。 私たちの周りには、そのほとんどがアメリカの人たちある。
 小さくうつむいて乗船していたものです。 アリゾナ記念館は、パールハーバーの海上に建設された白亜の慰霊塔だ
 その場所に立つと、すぐ足の下の海の中に、巨大な戦艦アリゾナが水没しているのをハッキリと見ることができる。 日本軍の不意打ちにより戦死した1177名の遺体が、今も戦艦アリゾナと共に水の下に沈んでいる
 日本人として、その真上に立つことは、とても勇気のいることだった。
 海上に突き出している赤く錆び落ちた主砲台の回りからは、今も油が流出しており、何とも痛い痛しい光景である。 
 このハワイには毎日、5千人ほどの日本人旅行客が来ていると聞くけれど、その日本人のうち一体どれくらいの人がここを訪れているのだろうか ??
 … きっと、数えるほどしかいないであろう
 大好きなハワイの海と空。 私たちは平和な時代に生まれ、こうして楽しい旅行が出来ることを感謝しなければならないと思った。このメモリアルの見学を終えて、シャトル・ボートでビジターセンターに引き返した。

 帰りのツアーバスのドライバーから、アラモアナに近い「プリンスホテル」のブランチが美味しいよと聞いた。 そこで、プリンスホテルの玄関まで送って貰ってバスを降り、3階のレストランに行く。 ところが満席で、pm 1 時過ぎにならないと席が空かないと言う。なので今日は諦めてこのホテルを出た。 そこからワイキキに移り、いつも行列が出来ている「丸亀うどん店」に入ってみた。 味も値段も日本と何も変わらない。 朝食と昼食とを一度にして食べるブランチスタイルは、お腹が空いて勢いがつき、ついつい食べ過ぎるきらいがある
 旅行中の短期ならばいざ知らず、年中このブランチ・スタイルにするということは如何なものかなと思ったものです。

 インターナショナル・マーケット・プレイスにクヒオ通りから入る。すると、何処からかハワイアンの演奏の音が聞こえてくる。それに惹かれて近づいて行くと、フードコートの中庭の小さなステージで、ギターとエレクトーンによるハワイアンメロディーの演奏が行われていた。 そのライブを、多くのアメリカ人たちが取り囲んで楽しんでいる。そこに私たちも席をとった。 軽い気持ちで聴いていたら … なんと素晴らしい演奏と歌唱力 !! … 頭をたたかれて目が覚めたようだった。 その素晴らしさに自然と涙が溢れてきた。 歌っている彼女の名前はメルヴィン・リード   Melveen Leed ハワイ州モロカイ島生まれで、ハワイの国民的シンガーだそうだ  若い頃に、ミス・モロカイに選ばれたのがきっかけとなり、シンガーの道へ入ったとのこと。以来、ハワイを代表するシンガーとして、長年に渡り活躍、現在も世界中に多くのファンを持っていると言うから驚きです。 そのキュートなルックスと豊かで迫力のある歌唱力、そして抜群のパフォーマンスは、世界中の人々から多くの称賛を受け続けているそうよ。 またハワイのグラミー賞と呼ばれる音楽の祭典「ナホク・ハノハノ・アワード」の初代受賞者でもあり、1979年から5度の受賞を果たしているとも知りました その演奏の最後は、観衆はスタンディングし手を繋ぎあって一緒に歌った。 そして演奏が終わると、隣の席の白人のご夫人と「抱き合う挨拶」をして別れなさいと義務付けられていた。 ちょっと気恥ずかしくて一瞬ためらったが、何とか上手く出来た。 そしてそのご婦人と握手をして別れた。 いやいや ….. 思いがけないライブとなった。  今日は土曜日・そうだワイキキ・ビーチではフラのショーがある !! …  ふと思い出し、観に行くことにしたんです。 開演の30分ほど前に、ステージの前の広場に行くと、白人の老夫婦が、私たちを見つけて「どうぞ、ここにお座りなさいよ !! 」と、ゴザを指差してすすめてくれた。 
 遠慮をせずに、お礼を言ってそうさせて貰った。
 フラのステージの真正面の最前列に座ることが出来たのである。 ワイキキでは、ホテルのディナーショーに参加しなくても、結構気楽にフラを見ることができます。まず無料で、しかもワイキキビーチサイドで見れる その代表的なショーが、ここクヒオ・ビーチパークのサンセットフラです ワイキキビーチでのサンセット後の、だんだん暗くなっていく空をバックに踊られるフラを観ていると、ハワイに来たんだな〜 !! と、実感させてくれるいいムードです。 場所は野外ステージになっていて、ビーチのすぐそばにある巨大なバニアンツリーが圧巻です。 今日は週末の土曜日・出演してくれるのは、地元で有名なフラ教室の先生とそのお弟子さんたちのようです。 フラの先生のご主人がギターとボーカル・それにグランマがウクレレとボーカルを担当している。 そこに、幼い子供たちから中高年の女性たちまでが、入れ替わりながら素晴らしい「フラ」を見せてくれる。 演奏もシンプル・曲はまったく聴いたことの無いものばかりだが、なんとも素朴な感じで、これが、昔から伝えられている神聖な「古典的フラ」なのかと感じたものだ。 中には楽器を使って軽やかに踊る曲もあったり、衣装や曲・踊り手を変えては観客の目を楽しませてくれました。 この男性の「フラ」もまた素晴らしかったです。



 一時間たっぷりのショウは、なんだかあったかい心に包まれたような、いつまでも余韻が残っていました。 そうした余韻を楽しみながら、ゆっくりとした歩調でホテルまで歩き帰ったものです。
 今日もお陰さまの一日が過ごせた。 シャワーをして、写真の保存をし・バッテリー類の充電のセットを済ませて休んだ。

 今日のお話は、これまでとさせて戴きます。
 今回もご覧戴きまして、ありがとうございました !! 
 これからもまた、お付き合い下さいますように、お願いします。
 ではまた …….
 マハロー !!

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