2013 気の向くままにドライブ沖縄4(1)

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「第1日目」沖縄本島へ・そして北部のドライブ

 *3/11・月・晴
 東日本大震災から満2年目となる今朝 … 深夜放送はずうっと、その特別企画の放送が続いていて、それを聞きながらウトウトの未明、4時の目覚ましの音で起きる。
 昨日までとは打って変わって、今朝はよく冷えている。 私たちは、今日から4日間の予定で、沖縄本島のドライブに出掛ける、そんな朝を迎えているのである。 出発が早いため、朝食は空港でとることにしている。なので今朝は、出掛ける支度だけ … 温かいお茶をいただいて、楽しみながら出掛ける準備をする ….. 私たちの旅は、もうすでに始まっているんです。
    あるTVの番組で空港は旅の通過点ではなく、旅の目的地のひとつ」と言っています。
私たちの思いも同感で、どんなにささやかであろうとも旅は「玄関から玄関まで」と思っているのです。 
 am 05:30 ・子供に送られて「バスセンター」へ、そして、高速バスで福岡空港へと向かったのです。 良く晴れていて穏やかな朝・am 06:30 頃・真っ赤な朝陽が昇ってきた。
 予定通り am 07:40 福岡空港国際線ターミナルに到着、直ぐに、シャトルバスで、国内線ターミナルへと移動すたんです。 そしてチェックインをしてスーツケースを預け、レストランに入ります。 朝食を終えた後は、インターネットの環境が整っているラウンジで、お茶をしながらブログのチェック。 搭乗したのは am 09:40・機内は満席のようです。
 福岡からの空路は(JTA 053便)で 09:55発 ✈ 沖縄・那覇空港行きである。 飛行時間はおよそ1時間35分の予定・那覇のお天気は曇・気温は22℃とのアナウンスがあった

 am 11:45・那覇空港に着陸した。
 う〜ん ?? なるほど暖かい !! … 薄いシャツ一枚で丁度いい感じです 今回、私たちが選んだツアーは、飛行機とホテルとレンターカーがパックされた「4日間のフリープラン」です。 この空港で、レンターカーを受け取ることになっています。
 受付の場所を探して行くと、見たこともない大行列で、混雑が起きています。 
 そこが、レンターカー各社へと行く「送迎バスの出発プラットホーム」だったのです
。 
 私たちの予約は「トヨタレンターカー」…… 随分と長い時間が経過して、やっと「トヨタレンタカー那覇空港店」へ案内されたんです。 私たちがこの事務所に入った頃は、ここでも大混雑が起きていましたよ。 そんな中、レンタルの書類手続きをして、暫く待たされたあとやっと車に案内され、そこで簡単な取り扱いの説明を受ける。 取りあえず「美ら海水族館」をナビの目的地にセットして、公道に出たんです 初めて走る沖縄の道 … 今どこを、どの方向に向かって走っているのか ?? 
 …. さっぱり分かりません。 
 そうしている内に、いつの間にか高速道路にのっていることが分かったんです そこで初めて、私たちが走っている方向が分かり一安心 … 。
 「昼食がまだだったよね」そう話していると、PA「中城」が現れたので、入りました。
  レストハウスの入口に、そば処「玉家」の旗が立っています。 沖縄といえば「ソーキそば」です。
 具材に「三枚肉」すなわち「豚ばら肉」を始め、かまぼこ・ネギなどが入っているものを指すんだそうで、沖縄県民にはこのそば好きが多いと聞きます。
 
そいじゃとばかり、名物の「ソーキそば」を注文したのはよかったけれど、私たちには口に合いません。 お店によって「味」がまちまちなのも「ソーキそば」の特徴だとか
 私たちは、そばに付いてきた「お稲荷さん」だけを食べて昼食としたものです

 再び、高速道路を北の終点まで走り、一般道で、さらに北西へと走ります。
 するとその途中に「森のガラス工房」が現れたので、ここで見学と小休憩をとることにしたんです。 その横には「琉球窯」もあります。 沖縄のガラス製造の歴史は、明治の中期から始まったと聞いています。 本格的な琉球ガラス製造は戦後からで、コーラやビール瓶などの空瓶を再生するということに始まって、今は、沖縄独自のガラス文化が誕生したと言う訳です 次に訪れたのは「琉球窯」です。 首里城の正殿をイメージした外観になっています。 ここには、沖縄全土から集めたシーサーや沖縄の焼き物が展示されていて、それを購入ができると聞きました このシーサーにも、製法上、色んな物があるんですね。 その一つが「陶器シーサー」です。 それに「漆喰(しっくい)シーサー」があります。 漆喰で作られたシーサーに、絵の具でカラフルに絵付けをするというものです。
 シーサーの原点は、沖縄漆喰と琉球瓦を砕いた破片とで、シーサーを作ると言われています。 この作り方は、大陸より伝来し数百年続いているそうで、琉球瓦職人が伝える伝統の技の一つだそうです 義母から頼まれていた「シーサー」を買い求めたのは良いけれど、とても持って帰るのには大変です。 なので、この店から宅配を頼んだものです。 今は、国内外を問わず、宅配の物流が進んでいて、安く・早く届けられるのはいい時代ですね

 ここから、さらに北西の「美ら海水族館」を訪れる予定でいた。 そこに行くまでの所要時間を、地元の方に聞いてみると … 片道、車で40分ほどはかかるとおっしゃる
 そうなると、那覇市内のホテルに戻るの時刻は夜になりそうです。 
 知らない土地で、しかも夜にドライブするのは危険だと諦めました
 そこで、今晩の宿泊ホテルへと引き返す途中に「琉球村」があります。「美ら海水族館」は、以前・ツアーで訪れたことがあるので今回はパス …. 今日の最後の観光を「琉球村」に決めて一般道を南下して行きます。ナビが案内する通りに走ると「琉球村」に到着です。
 村内に入ると、昔ながらの赤瓦の屋敷があり、時間がゆっくりと過ぎている感じです
 また、どこからともなく、サンシンや太鼓の音が聞こえてきて、タイムスリップしたかのように感じさせられます 下の写真の建物の中には、1990年頃に、那覇大綱挽きで使用された時の大綱を飾っているそうです。 那覇では、こうした大綱が毎年作られるそうで、キネスブック認定の世界一の大綱らしいですよ 村民の皆さんは親切で、気軽に話ができ、訪れたお客さんを楽しませてくれそうです。 それぞれの古民家では、三線の体験ができたり、オバアと話ができたりと、昔の沖縄を気軽に体験できるそうですよ。 製糖場では、実際に水牛を使い、昔の製糖風景など貴重なものを見ることができます。 上の写真は、水牛が働く、昔ながらの製糖風景らしいです
 中央の砂糖車でキビを絞り、その絞り汁を5時間ほどかけてアクを抜きながら煮つめ、次に石灰を入れて大鍋で炊き冷ましたら出来上がりだそうです

 村内の家屋群は国の有形文化財だそうです
 園内に一歩足を踏み入れると、そこには昔懐かしい沖縄の姿があると感じます。

 そして、琉球の文化・芸能・自然を、まるごと体験できるテーマパークとなっています。 また、1日2回開催の「沖縄風パレード・道ジュネー」では、沖縄の伝統芸能が、琉球舞踊エイサーをはじめ、迫力満点の獅子舞が堪能できます。

 このエイサー」は、旧盆(旧暦7月15日)にかけて、沖縄各地域の青年会が、各家々を周り、先祖が無事に天に帰れるように、また、家内安全、健康を祈願して、太鼓をもつ踊り手が、三線弾きの囃子に合わせて踊ります この村の奥に、美味しそうな泡盛の「古酒」を売る店がありました。 つい衝動的に買ってしまったものでしたが … 旅行から帰って飲んでみると、実に美味しいものでした
 
 こうして琉球村を楽しんだ後、一般道を那覇市内に向けて走ります。
 嘉手納基地の横を延々と走る道路 … 夕刻の退社の時間帯ともあって、ホテルまでの道のりでは、何度も大渋滞の中に入り込んだものです。
 今日から 3 連泊する予定のホテルの駐車場に入ったのは、夕日が沈まんとしている 6 時 20 分ころでしたね。
 チェックインを済ませ、部屋に案内された。
 窓から港が目の前で、眺めが最高です。 部屋も綺麗で広いです。 取りあえず夕食をとりたいと、このホテルの8階のレストランへと出掛けました。

 そして食事が終わったのは 9時を過ぎていました。
 そしてこの同じ8階にある「スパ」に行ったんですね。すると、脱衣所も浴場も綺麗で、サウナなどの設備も十分で気持ちいいです。
 私の他に誰もいない … まるで貸し切り風呂です。今日一日の疲れが癒されたものでした。
 
pm 10:00 部屋に戻りました。
 ホテルの名前は「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」です。
 今日からこのホテルに3連泊です。

 ご覧下さいまして、ありがとうございました。
 次の「第 2 話」でまた…お逢いしましょう !! 

カテゴリー: 国内旅行 | 4件のコメント

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