6日目・2009.2.24(火)・晴
シンガポール最後の夜は、海鮮中華料理店のJUMBOレストラン・チリクラブで夕食をとり、その後、輪タクによる夜のシンガポールの観光となりました。シンガポールに来たら「カニ」を食べて帰りなさいと言われているほど … 中でも本場中国の上海カニはイチオシの名物だそうですが、私たちの食卓テーブルに上がったそれは、少し太めの足がひとつだけ。食べにくいし、手は汚れるやらで、美味しさを味わうまでには至らなかったです。輪タクでのシンガポール・夜の観光の始まりです。輪タクとは、チャリンコの横に一つの座席が付いている乗り物のことです。ドライバーにはアルバイトの人も多いと聞きました。
走っているここはインド人街です。このインド人街のほか、オカマ街・そしてどろほう市場を観てまわりました。これらのチャリンコには、それぞれにクラクションやCDプレイヤーなどが取り付けられています。音楽のボリュームは高いしクラクションは必要以外に鳴らすしで、まぁ〜何と賑やかなことだったでしょう。
およそ30分ほどのチャリンコによる夜のシンガポール観光を終え、最後にこの市場の見学です。こうしてシンガポールの夜の観光の全てが終わり、空港に到着・帰国のためのチェックインをします。ここシンガポールのチャンギ国際空港は、広さ1300haとかで世界最大級の空港だそうですね。シンガポールは小さな都市国家ですから国内線はありません。海外からの訪問客とともに、乗り継ぎ客を大変重視しているようで、トランジットでの待ち時間を快適に過ごせるように設備などが充実しているらしいです。
各ターミナルには、さまざまなレストランやショッピングスペースが設けられているそうです。トランジットのためのホテルは勿論のこと、サウナやシャワー設備・プールまでもがあるそうです。シンガポールは別名ガーデンシティーと呼ばれています。緑豊かで、色とりどりの花が街中に咲いている清潔で近代的な国ですね。約430万人の人口のうち4分の3以上が華人・それにマレー系やインド系も混じる複合多民族国家です。こうした民族固有の文化に加えて、イギリス文化も混じり合い、この国特有の文化を形成しているそうです。日本の淡路島ほどの小さな国です。深夜午前1時10分にチャンギ国際空港を飛び立ちました。日本が近くなり日の出が近い時刻を迎えています。もう直ぐ福岡空港です。博多湾の上空に差し掛かりました。朝の7:40に無事、福岡国際空港に着陸です。旅行中はずうっと晴天続きだったのに、降り立った空港は霧雨が降っていました。旅の疲れを流して帰ろうと、東脊振ICで高速を降りて「山茶花の湯」に立ち寄って一風呂浴びます。開店時刻とともに入館し大浴場に入ったものですから、客も少なくのんびりと温泉を楽しむことが出来ました。湯上りには館内のレストランでブランチです。わずか6日間の旅でしたが、振り返ると思いがけなく嬉しいことが多かった旅でした。これからもこうした旅が続けられたら良いなぁと思っています。
これをもちまして2009 バリ島・シンガポール6 の旅を終わります。
ご覧いただきましてありがとうございました。
ではまたお会いしましょう。
2009 バリ島・シンガポール 6・第6話 への2件のフィードバック