5日目・2009.2.23(月)・晴
リッツ・カールトンホテルシンガポールでの朝食です。何だか雰囲気が違います … ナイフやフォークに器がパールのようにキラキラとしています。それに調理されたひとつ一つの料理は手が込んだもののようです。またテーブルや椅子にもどこかリッチさを感じます。私たちにとっては非日常的なこの朝食 … たっぷりの時間をかけて美味しくいただきました。
ここはリッツ・カールトンホテルのエントランスです。旅も5日目 … 今日も素晴らしいお天気です。シンガポールの街を今日一日だけ観光して、深夜には帰国の途につく予定です。部屋からの素晴らしい眺めをもう一度・写真におさめておきます。下の写真の左側には建設中のサンズ・スカイパーク/マリーナ・エリアが写っています。Japanese専用のフロントにいたコンシェルジェ … 笑顔がとても素敵な彼女は日本人で、シンガポールに来て2年になると話してくれました。私たちが観光に出掛けるまでの待合い間、話し相手になってくれました。
ホテルを出て車窓から街を眺めていますと、電線がありません。ヨーロツパもそうですが、街がすっきりとしていて綺麗です。最初の観光は、数多くのオーキッド「蘭」を鑑賞することが出来るこのガーデンからです。この国立蘭園は、全体の広さが約52㌶で、その内の3㌶の一画に常設されている有料の蘭園です。7000の原種・2100種類の交配種があると聞きました。園内では6万本以上の蘭が栽培されていて、その内の2万本以上が展示されているそうです。園内のどこを見渡しても、美しい南洋の植物に囲まれ、そこかしこに蘭の花が咲き乱れています。下手なコメントは止めておき、皆さまにはゆっくりご覧下さい。この蘭園を少し急ぎ足で観て回っていたら汗をかきました。やはりここは常夏の島国ですね。普通に歩いて鑑賞している分には、木陰も多く、暑くてたまらないと言うほどのことはありませんよ。この植物園に隣接している緑豊かな一等地には、日本を始め各国に大使館邸がありました。ここはサンテック・シティー・モールの中央にある世界最大の噴水です。風水の思想に基づき設計されていると聞きました。水に触れながら噴水を3度回ると、願い事が叶うと言われています。夜にはレーザーショーが行われるそうです。世界最大級の観覧車・シンガポール・フライヤーです。直径が150メートルで、最高部が地上165メートル・ビルの高さにすると42階相当になるそうです。故・黒川紀章氏のデザインを起用したものだそうです。一台のカプセルには30人を収容することができるそうです。この観覧車には、カプセルが全部で28台取り付けられています。カプセルの中はエアコンが効いていて、UVガラスを使用しているそうです。ついに観覧車のゴンドラに乗り込みました。28人乗りのとっても広い空間で、前も横も後ろも全部ガラス張り。中央には細長いベンチがあり、腰掛けながら360度のパノラマを一望できるようになっています。左右の上部に設置されているモニターからは、シンガポールの街並みを画像と説明文(英語、中国語、日本語の3カ国語)で映し出されます。おしゃれな音楽が、ほどよい音量で流れていて恐怖感も和らげてくれています。もちろん、エアコンも効いていて快適です。観覧車が一周するにはおよそ37分ほどかかります。天気が良い日にはマレーシアやインドネシアの島々まで見渡せるそうです。1カプセルをシンガポール$1000で貸切り利用することも出来るプライベートカプセルもあると聞きましたよ。建設中のマリーナ・ベイエリアが写っています。こうした工事の他、シンガポールの多くの高層ビルもまた、日本の大手企業が関わっているそうです。このゴンドラの大きさが、恐怖感を和らげてくれています。動き始めた頃は誰もが怖そうな表情でしたが、暫くすると慣れてしまって、ゴンドラの中をあちこちと歩き回って楽しんでいます。マーライオン公園です。シンガポールのおすすめ観光スポットランキングのド定番ですね。頭がライオン、身体が魚の姿をしたシンガポールのシンボルですね。マリーナと陸地にそびえる高層ビル群との対比が自由貿易港として栄えたシンガポールの今と昔を感じさせてくれます。散歩するには良いところですね。マーライオン・パークのすぐそばに、マリーナ湾に面した抜群のロケーション・スポットがあります。おしゃれで多彩なレストランやバーなどが集まっていて、オープンエアーの席で海風に吹かれながら、遠くの船影や街の景色を堪能することができます。夜景も素晴らしいだろうなぁと思ったものです。次に案内されたのが、ここはラッフルズホテルアーケード/シティ・ホールです。世界のVIPも訪れるシンガポールで有名なホテルですね。このホテルのショッピングアーケードは、宿泊客じゃなくても入れましたよ。ラッフルズ・ホテルのロゴ入りお土産が買えるとあって、いつも観光客の人たちでいっぱいです。ラッフルズ・ホテルのロゴ入りマグカップはやっぱり王道のお土産となっていたようでしたよ。
昼食を終えてホテルに戻りました。このホテルのチェックアウトは午後6時となっていて、今晩の食事と観光が始まるまでは、このリッチな雰囲気のホテルの滞在を楽しむことにしました。これまでの荷物を整理したり、シャワーを浴びたり、ちょっと昼寝をしたりと、のんびりした時間を過ごします。今晩の深夜は、帰国の途に着く予定です。チャンギ空港の出発は午前1時10分です。荷物を纏め帰国のための準備をすっかり整えて、これからシンガポールでの最後の夕食をとり、少しの夜の観光が始まるのですが、そのガイドのバスが来るまでの間、ホテルのロビーでお茶をしながら待つことにしたのです。
ご覧いただいてありがとうございました。
ではまたお会いしましょう。
2009 バリ島・シンガポール 6・第5話 への2件のフィードバック