2013富士山周遊ドライブ10「第1話」

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 これから、10話に分けて公開しようと思っていますのは
 「雪をいただいた富士山を探す旅」のブログです。 
 今回は、その旅の第1日目です。 
 富士山を観光するツアーには、過去に何度も参加したことがあります。 ところが、その何れのツアーも、富士山を一度も観ることが出来なかったのです。
 世界遺産となったのうけて、何とか、あの 絵のような富士山が観てみたい !!
 そう思って今回の旅の計画となりました。
 私ども夫婦は、2014年の新年を迎えて、六回目の干支に巡り合うことになりました。
 お陰さまで元気な今のうちにと、自分で運転をしての富士山を探す旅」に挑戦したんです。その10日間を、これからご覧戴きたいのです。 
 何時ものように、実にたわいのない備忘録に過ぎませんが、
 どうかご笑覧下さいますように…。

第1日目(11/4・月) 我家から東京へ 
 出発の朝・午前三時を過ぎた頃に起床…虫の音が聞こえています…なのできっと、お天気はまずまずかな ?…と想像しながら、手荷物の最終チェックや、髭剃りにシャワー・洗面・そして着替えなどなど … お出掛けの仕度がゆっくりと進められます。
 また、お茶を入れてホッとするひと時もあったりして…早起きをした分、慌てることもありません。出掛ける前の心の余裕が嬉しくて、出発の朝はいつも早起きしています。
 我家をam05:30にタクシーで出て駅に向かいます。駅から空港までは「高速乗合ジャンボタクシー」でおよそ1時間…am07:00には空港に到着です。航空会社のカウンターでチェックインを済ませ、保安検査を通り搭乗ロビーへと入ります。ロビーは、始発便に搭乗する乗客たちで賑わっています。
 コーヒーを一杯飲んだところで、早くも機内への案内が始まりました。


 ラッキーなことに「クラスJ」の座席がとれました。
 定刻の am08:00・長崎空港を離陸 ✈ 羽田空港到着は 09:35の予定となっています。
 天気は嬉しい快晴無風 … 機内で家内にカメラを向けていたら、CAが近づいてきて、私たち二人を撮ってくれました。 二人旅では、こうした人からの好意が嬉しいものです。 今回の旅は「富士山を探す旅 … その手始めに、飛行機の窓から富士山が撮れるといいな〜と思って、そのシャッターチャンスの時間帯をCAに尋ねてみたんです。
 すると、キャプテンに尋ねてくれました。
 観えるとしたら「am09:05〜09:10頃」だそうです。CAに促されて機体左側の窓際にスタンバイする …だが、雲が厚くて富士山は顔を見せてはくれませんでした。 飛行機は予定通り・羽田空港に am09:35に到着。
 飛行機から降りるとき、CAから一枚の手書きの「絵はがき」を貰ったんです。
 そのはがきには、次のようなことが書かれていた。
「ご夫婦が、仲良く写真を撮られている姿を見て、とてもほっこりとした気持ちになりました … また会いたいでおじゃる♡」… と、
 こんな内容…ちょっと照れますが、嬉しい旅の始まりです。
 今回の旅は、フリープラン…旅行会社のツアーと違って、飛行機から降りても、添乗員の旗を追いかける必要がありません。
 トイレやショップにも自由に立ち寄れます。…この自由さが何とも嬉しいのです。 羽田空港国内線ターミナルを 10:10頃に京急空港線で出発→品川駅へ向かいます。
 電車は比較的に空いていて、所要時間わずか16分・10:30頃には品川駅に到着です。
 都心または空港へのアクセスに便利なのがこの品川駅だと聞いています。
 そこで、今晩の宿泊は、品川駅の高輪口から歩いて五六分のところにある「高輪東武ホテル」となりました。 この日・東京は雨上がりの曇り・気温は20℃と暖かいです。品川駅・高輪口正面の交差点を渡って、真っすぐに緩やかな坂道が続いています。その路を行くと今晩の宿泊ホテルがあります。手荷物を持っての徒歩…小春日和の陽気も重なって、背中には薄ら汗ばむほどでしたね。
 ホテル に荷物を預け、私たちはすぐに品川駅へと引き返す。
 今日これから訪れて観たいと思っている処は、まず「東京駅丸の内駅舎」です。それに、東京駅構内に新しく出来た「東京一番街」・また定番の「浅草観音」に「江戸東京博物館」です。
 そこで、品川駅からJRで東京駅へと移ります。
 11:00頃・東京駅に着いて、「丸の内北口」から外に出てみたんです。すると霧雨が降っていました。

 新しい装いとなった東京駅を観るのは初めてです。
 約5年にわたる保存・復原工事を経て、創建当時の姿へとよみがえったと聞いています。 国の重要文化財である東京駅丸の内駅舎は、ドーム型屋根を備えた「赤レンガ駅舎」が美しいで〜す。 私たちと同じように、地方から観光目的で来たという人たちも大勢いるみたいで、あちこちで記念撮影をしている姿を目にします。
 東京駅の景観を楽しんだ後、東京駅のもう一つの新しいスポット「東京一番街」を探したんです。それは「丸の内」とは反対の「八重洲口」側の東海道新幹線のエリアにあたる地下1階から北部の2階の一部に在りました。
 和洋菓子・お弁当・キャラクター・ファッション・雑貨・飲食・喫茶など、約100店舗があるそうです。
 この街のレストランを見て、急に空腹感に襲われました。
 そう言えば、今朝は三時頃に起床して以来、口にしたものは、長崎空港で飲んだコーヒー一杯…そう !! 朝食抜きだったのです。 正午ころ・東京駅一番街の「洋食一番街」に入り、ブランチとなりました。
 ハヤシとカレーの二色のカレールーがかかった昔ながらのオムライスだそうです。
もう一つは、ステーキとカキフライの定食です。運ばれてきた料理は熱々のジュウジュウ !!…お腹が減っていたこともあって、実に美味しいブランチとなりました。
 ブランチの後、もう一度「東京駅の丸の内駅舎」を眺めてみたいと思い、ビュースポットを探したんです。
 有りました…そこは「新丸ビル 7F」の、緑豊かな開放感溢れるテラスです。
 都会の風を感じながら東京駅を眺める、ちょっと贅沢なひとときとなりましたね。
 駅舎や駅前広場が見渡せる絶好のビュースポットです。
 右手には旧東京中央郵便局跡地に誕生したKITTE(キッテ)の姿も観えます。このテラスには、駅舎を眺めながら、食事やお茶を楽しめるテラスやレストランが沢山あります。

 また、夜は、ライトアップに染まる赤れんが駅舎が観れるようで、いいスポットだな〜と思いました。 次に浅草へ向かうことにしたんです。13:25・山手線の5・6番ホームから上野へ…150円でしたね。その上野からは、地下鉄で終点浅草に入りました。
 駅から新仲見世を通り、浅草寺の門前町に出ます。
 まずは雷門に行って観ました…ところが、シンボルのあの大きな提灯がありません…改修工事中でした。残念だな〜と思いながらも改装中の門を背景に記念撮影していると…家内が、若い女性から声をかけられたのです。「ヘヤーカラーがとっても奇麗ですね ! 」と…そして、「雑誌に掲載したいので、取材をさせて貰えないか ?」と言うのです。
 別に急いでもいない私たち…まぁいいかとOKしたのでした。
 褒められたヘヤーカラーは、家内がいつも通っている美容室「Rokyさん」の高度な技術によるもの…この旅から帰ったら「Rockyさん」にこのことを伝えなくてはね !…と話したものです。

 今日は振替休日…物凄い人出で歩き辛い中、浅草寺までたどり着いてお参り。引き返す参道脇に「茶屋」がありました。「木村屋本店のだんご屋」である。
 そこで「お抹茶に団子とお汁粉」をいただきひと休みです。 そして次に向かったのは「江戸東京博物館」です。 ここは、両国国技館」の隣にあります。江戸東京博物館は、開館20周年を迎えているそうです。
 常設の展示室は「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」で構成されています。
 5階と6階が吹き抜けになった広い展示室です。江戸東京の都市と文化、そこに暮らす人々の生活を楽しみながら学ぶことができるようになっています。


 館内には、実物大で建てられた江戸時代の歌舞伎の芝居小屋・中村座があります。
 中村座は幕府に興行を許可された江戸三座のひとつだそうで、看板類は、当時の顔見世興行を想定して造られています。 そして、日本橋も再現されています。
 当時の橋の長さは28間(約51m)、幅4間2尺(約8m)もあったそうです。
 江戸城の城門に架かる橋を除いて、江戸市中で擬宝珠が飾られた橋は、この日本橋と京橋、新橋のみであったと聞いています。

 また、この凄い門構えのお屋敷は、江戸城大手門前にあったとされている、越前福井藩主松平伊予守忠昌の上屋敷だそうです。 江戸における大名屋敷の多くは、松平忠昌邸だけではなく、こうした絢爛豪華なものであったそうですから驚きです。ところが、あの明暦・正月の江戸の大火によって、江戸の町ともども、多くの大名屋敷が焼失したと言われています。 それから、江戸市中には様々な商いをする店が並んでいます。
 なかでも、この模型は、日本橋の呉服店「三井越後屋」で、商家の代表格だそうです。 この博物館の展示室は広くて内容も豊富…こうした館内を、わずか一二時間の通りすがりに観ることは出来ないなと思い、全てを見尽くすのは諦めました。 そこで、七階のカフェに立寄り、暫くの間、お茶をして帰路についたのです。
帰りは、両国駅から品川を目指して電車で戻ります。両国駅の1番ホームから秋葉原に行き・3番ホームで乗り換えて品川駅に到着です。電車賃は210円…都会の電車は安くて速くて便利ですね。
 こうして品川に戻った頃には、既に日が暮れてしまっていました。
 そして、よわい霧雨が降っていました。駅前のビルの地下に寿司屋さんがあったので入り、ここで夕食をとることにしたんです。 今日は、午前3時過ぎに早起きをして、am5:30に我家を出発し、この東京に着いて終日の観光…もうクタクタに歩き疲れていました。なので、生ビールの最初の一口の何とも言えない美味しさには、涙が出そうでした。
 旅の初日の夕食は、ゆっくりと時間をかけて楽しんだものです。もう一歩も歩きたくない !…との思いでしたが、最後の力を振り絞ってホテルまで歩きます。
 やっとの思いで帰り着いたホテルの部屋…歯磨きをしてバタンQとなりました。
 東京宿泊の初日は : 高輪東武ホテル・洋室ツイン・朝食付き・禁煙室です。

 ご覧いただきましてありがとうございました。
 …ではまた次回にお会いしましょう。

カテゴリー: 国内旅行 | 4件のコメント

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